寒中見舞いっていつ出すの?書き方や例文まとめ
2017/11/05
寒中見舞いって知ってますか?
日本の風習の1つで厳しい寒さの時期に相手の健康を気遣うお便りを出し、お互いの近況を報告し合う季節の挨拶状です。
さらに寒中見舞いのもう一つの使い方として、喪中の方に年賀状の代わりの挨拶状として使うこともあります。
しかし寒中見舞いは暑中見舞いと違いなかなか出す機会がないので、
いつまでに出したらいいのか?
どんなハガキで出すの?
どのような事を書いたらいいのか?
など、わからないことが出てきます(-_-;)
今日は、そんな寒中見舞いについてまとめてみました♪
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寒中見舞いを出す時期は?
寒中見舞いの「寒中」とは、二十四節気の「小寒(しょうかん)」と「大寒(だいかん)」にあたる期間で、松の内が明ける1月7日頃から大寒の最後の日である「節分」までに送るのがいいでしょう!
節分が過ぎれば、立春(りっしゅん)ですので、暦の上では春になります。
しかし、春になってもまだ寒いので「余寒見舞い」として 挨拶状を送ります。
暑中見舞いと残暑見舞いの関係と同じような感じです(^^)
寒中見舞いの書き方(基本構成)
寒中見舞いの基本的な構成はこのようになってます。
①季節の挨拶
「寒中見舞い申し上げます」「余寒お伺い申し上げます」などの決まり文句
②相手の安否を尋ねる言葉や自分の近況
③相手の無事を祈る言葉
④年号・日付
「平成〇〇年 一月」のみでもOKです♪
寒中見舞いのハガキは?
文面を変えれば年賀状のハガキを寒中見舞いに使ってもいいのかな?と疑問に思いますが、一般的にはマナー違反です(*_*)
送る相手によっては気にしなくても良いかもしれませんが、普通の「官製ハガキ」を使う方が良いでしょう。
郵便局などで売られている一般的なハガキですね♪
友人や親しい親戚等であれば特に何も思われないかもしれませんが、悩むくらいであればきちんと官製ハガキを使うのが無難です。
無地のハガキだと何となく寂しいので、椿の花をはじめ、雪山・冬木立ち・雪だるま・雪うさぎ・かまくら・毛糸の手袋やマフラーなど冬の風物詩を取り入れたイラストや挿絵のハガキが好まれます。
相手が喪中の場合であれば、どんなに親しい相手であっても年賀はがきは控えるべきです!
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寒中見舞いの例文
実際に書こうと思っても、何を書いたら…と迷いますよね?
送る相手との関係性で自分に合うものを選んだり、組み合わせたりしてみて下さい(^^)
寒中見舞い申し上げます
毎日寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
昨年はいろいろとお世話になりありがとうございました。
おかげさまで新しい仕事にもようやく慣れ、自分の時間が持てるようになりました。
本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしく申し上げあげます。
この冬は例年になく寒さが厳しいようです。
皆様もどうかご自愛下さいませ。
平成〇〇年 一月
寒中見舞い申し上げます
寒さ厳しきより貴社の皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
日ごろから多事にわたり格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございます。
この寒さは当分続くとのことですが、皆様におかれましてはご健康にご留意の上ご躍進されますようお祈り申し上げます。
今後とも相変わりませず、ご愛顧のほどひとえにお願い申し上げます。
平成〇〇年 一月
寒中見舞い申し上げます
暖冬とはいえ、さすがに冷え込む今日この頃、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
おかげさまで私どもは無事に過ごしておりますので、ご安心ください。
世間では流感が猛威をふるっております。
時節柄、くれぐれもご自愛ください。
平成〇〇年 一月
寒中見舞い申し上げます
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、有り難うございました。
新年のご挨拶が遅くなり、大変失礼いたしました。
新しい年のご多幸と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げますとともに本年も変わらぬご厚情のほど、よろしくお願い申し上げます。
平成〇〇年 一月
寒中見舞いの様々な用途
寒中見舞いを送る時期は、年賀状交換した直後になります。
そのため、様々な理由で年賀状交換できなかった相手に、年頭の挨拶がわりに寒中見舞いを出すことも多いです。
- 年賀状をいただいたが松の内に返礼を送れなかった場合、年始の挨拶として
- 相手が喪中で年賀状交換できなかった場合、年始の挨拶として
- 相手が喪中と知らずに年賀状出してしまった場合、お悔やみとお詫びを兼ねて
- こちらの母中を知らずに年賀状くれた場合、喪中の報告とお詫びを兼ねて
詳しくは、年賀状を出してない人からきた時の対応や喪中時の年賀状対応を参考にしてみて下さい(^^)
《まとめ》
いかがでしたか?
最近では旅行に行ったりお正月の過ごし方は様々です。
年賀状が間に合わなかった場合は、寒中見舞いで挨拶をしましょう♪
なかなかハガキでやりとりする機会が少ないので、もらうと嬉しいですよね(*^^*)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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