衣替えの時期はいつ?効率よく収納するコツ!
2018/01/08
日本は四季がある素晴らしい国です(^^)
しかし、四季があることによって天気や気温が変化するので衣類や持ち物を季節に合わせて変える必要があります!
特に夏と冬の季節の変わり目は気温が著しく変わるため「衣替え」をして衣類の入れ替えをします。
しかし、
衣替えの時期っていつ?
何をしたらいいの?
収納方法って?
と疑問も様々...
今回は「衣替え」の由来や時期、コツについてまとめてみました♪
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衣替えの由来
衣替えの習慣は、平安時代の宮中行事から始まりました。
中国の風習を取り入れ、旧暦の4月1日と10月1日に夏服と冬服を入れ替えることを定めたのが始まりです。
そんな昔からΣ(・ω・ノ)ノ
なんと!
女房(貴婦人)が持つ扇子まで、冬は檜扇(ひおうぎ:ヒノキ製の扇)、夏は蝙蝠(かわほり:紙と竹製の扇)と季節によって決められていました!
かなり、徹底されてますね…
当初は年に2回・貴族だけの習慣でしたが、江戸時代に入ると着物の種類が増え、江戸幕府は公式に年4回の衣替えを制度化しました。
期間も着るものもそれぞれ決められており、
旧暦4月1日〜5月4日:袷(あわせ:裏地付きの着物)
旧暦5月5日〜8月末日:帷子(かたびら:裏地なし単衣仕立ての着物)
旧暦9月1日〜9月8日:袷
旧暦9月9日〜翌年3月末日:綿入れ(表布と裏布の間に綿を入れた着物)
と細かく指定され、一般庶民もこれに合わせて衣替えをしていました。
明治時代に入ると、着物から洋服へと衣類が変わっていき、
新暦6月1日〜9月30日:夏服
新暦10月1日〜翌年5月30日:冬服
と定められました。
衣替えの時期はいつ?
この明治時代の衣替えの時期が定着し、今での会社や学校では6月1日と10月1日に衣替えが行われます(^^)
学生時代などでは衣替えの移行期間がありましたよね。
私の通ってた学校では夏服でも冬服でもない制服を中間服と呼んでいたのですが、全国共通の呼び名なのでしょうか…?笑
暑い寒い関係なく日付で衣替えするのは、日本だけだと知ってましたか?
確かに、夏服を着たけどまだ肌寒かったということってありますよね(´-ω-`)
四季があまりはっきりしていない海外では好きな時期に衣替えをするそう。
人によっても体感温度って違いますし…
その年によって暑い寒いは違うので、本来なら気温を目安にして衣替えする時期を決めるのがいいでしょう!
最高気温 22℃以上:完全に夏服
最高気温 20〜22℃:半袖と長袖の分かれ目
最高気温 15〜20℃:薄手のセーターや羽織るものが必要
最高気温 15℃以下:完全に冬服
つまり、最高気温20℃が衣替えのタイミングとなる様です!
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スーツの衣替えは?
ビジネスマンが1年を通してお世話になるスーツ。
スーツも季節によって生地が違うんですよ!
季節外れのスーツを着て恥ずかしい思いをしなくて済む様にしっかりチェックしておきましょう(^^)
スーツは春夏・秋冬と2シーズンに分かれており、春夏は4〜9月・秋冬は10〜3月と考えるのが一般的です♪
裏地を見るとどちらのシーズンのものかすぐに分かりますよね!
より細かく季節に合わせてスーツの素材を選びたい人は、
春素材:ウール・コットン
ウールは比較的オールシーズン着こなせる素材ですが、春や秋といった時期にぴったりの素材です。
また、コットンは通気性がよく吸湿性が高いため汗をかき始める春にオススメです!
夏素材:リネン(麻)・クールマックス
吸水性・発散性に優れ通気性の良いリネンは涼感を感じさせてくれる生地としてとても人気です♪
クールマックスとは、吸水速乾性に非常に優れた高機能素材で、盛夏にとてもオススメです(^^)
秋素材:ウール
春と同じく秋にオススメなのはウールの素材を用いたスーツです(^^)
冬素材:フランネル・ツイード
暖かく柔らかい肌触りが特徴のフランネルは、保温性に優れているので冬素材として定番の生地になります!
ツイードは、英国産の羊毛(ウール)を原料とし、暖かく少しザラザラとした肌触りが特徴です。
フォーマルよりもカジュアルスーツ向けになります!
季節によって生地を変えたりスーツを変えたりしている人を見るとオシャレだな〜と思いますよね♪
効率よく衣替えするコツ
衣替えをせず、そのままにしておくと服が大量に…ということ、ありませんか?
一人暮らしだとなかなか衣替えする機会もなく、どんどん服が溜まっていく…
私もそうでした(´-ω-`)
めんどくさいというのも一理あります…
しかし、衣替えは工夫をするとビックリするほどスムーズにでき、衣類整理をすることによって限られた収納スペースを増やすことも出来るのです(^^)
効率よく衣替えをするためのコツをお教えしますね♪
①衣類の見直し&捨てる
まず、衣替えは不要な服を整理する絶好のチャンスです!
収納スペースの奥深くにもう何年も着ていない服が…ということもなくなりますよ(^^)
見直しの仕方は以下の通り、
①過去3年間で使っていないもの
②流行遅れのものや、使用するには難があるもの
この2つに当てはまっているものは、思い切って捨てましょう!
思い入れがあっても、この2つが当てはまっていれば今後絶対に着ません!
私は、今シーズン着なかった服は来年も絶対に着ないと思うので収納せず、処分します。
自分の中でマイルール的な線引きを1つ持っておくと見直しがしやすいですよ(^^)
また、処分するのはな…という人はリサイクルという手もありますよ!
『古着_リサイクル_(地域)』を検索するとお近くの買取業者が出てきます。
ただUNIQLOや無印などノンブランドは買取不可の場合もあるので、それぞれのお店に問い合わせてみましょう。
そんな高額にはならなくても、捨ててしまうより売って少しのお小遣いになれば嬉しいですよね(^^)
②季節ごとに分ける
見直しをして残った衣類は季節ごとに分けていきましょう!
1番いいのは、
- 1年を通して着る服
- 春夏服(3〜5月くらいに着る服)
- 真夏服(6〜8月くらいに着る服)
- 秋冬服(9〜11月くらいに着る服)
- 真冬服(12〜2月くらいに着る服)
の5つに分けることです。
しかし、めんどくさいという人は、
- 1年を通して着る服
- 春夏服
- 秋冬服
の3つでもOKです!
しかし、次の衣替えを考えると5つに分ける方がスムーズに出来ます(^^)
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効率よく収納するコツ
衣類の見直しをし、季節ごとに分けたら収納していきましょう!
収納のポイントは『見やすい』『衣類を傷めない』『出し入れしやすい』の3点です(^^)
①衣類別に収納方法を変える
衣類の素材や種類に合わせて収納方法を変えたり、たたみ方を工夫するとより効率的に収納出来ます(^^)
<たたんで収納>
シワになっても気にならないもの:カジュアルパンツ・下着・靴下など
ハンガーだと型崩れしてしまうもの:ニット類
アイロンですぐにきれいになるもの:シャツ類・ハンカチなど
が適しています!
セーターなどのニット類は虫の被害に1番あいやすいため、収納ケースに入れる際に必ず防虫剤を1番上に置きましょう!
また、たたんで収納する際に重ねて収納してしまうと上に乗せた衣類の重みでシワになってしまうこともあるので、縦に並べて収納するのがオススメです(^^)
型崩れもしにくく、取り出しもしやすいですよ♪
<吊るして収納>
シワになりやいもの:シルク素材のものなど
型崩れが気になるもの:コートやスーツなど
が適しています!
吊るして収納する際は肩幅に合ったハンガーにかけるようにすると型崩れを防ぐことが出来ます(^^)
また、クリーニングから戻ってきた衣服は陰干しして湿気をとって下さい。
ビニールカバーは、中に湿気が篭ってしまってカビやシミの原因にも…
そもそもビニールカバーは汚れ防止のものなので。
湿気を取った後は不織布カバーをかけ、収納しましょう!
大切な衣類をホコリやチリから守ってくれ、空気を通してくれるので湿気対策にもなりますよ(^^)
②収納場所も一工夫
吊るして収納はクローゼットに吊るすだけなので問題ないと思いますが、たたんで収納は工夫して収納しましょう!
次からの衣替えがビックリするほどスムーズにできるようになります(^^)
普段クローゼットにどのように収納されてますか?
ここで大活躍してくれるのが、収納ケースです♪
今は奥行が深いもの浅いもの、1段のものや3段のもの、下にキャスターがついているものなど様々な形が売られているので便利ですよね(^^)
この収納ケースを使い分けるのがポイントになってきます!
まずは、クローゼットの奥行を図ってピッタリのものを探しましょう!
また、奥行の浅いものが前後2つ重ねてクローゼットに入るようであればラッキーです♡
1年を通して着る服:クローゼットの奥行にピッタリな収納ケース
春夏服:奥行が浅くキャスターが付いてる収納ケース
秋冬服:奥行が浅くキャスターが付いてる収納ケース
という風に3つに分けて、使わない季節のものを奥にしまっておけば、前後させるだけで衣替えが終了!
ビックリするほどスムーズに出来てしまうでしょ(^^)
③カラリと晴れた日に行う
衣類の入れ替えの時は、ホコリが立ちやすく防虫剤の匂いもこもってしまうので、換気をしながら行いましょう!
しかし、湿気の高い日にしてしまうと衣類と一緒に湿気もしまいこんでしまいカビなどの原因になってしまいます…(´-ω-`)
湿気の少ないカラリと晴れた日に衣替えをするのがいいでしょう!
冬服から夏服へ衣替えする時期は梅雨の季節でもあるので、晴れた日を狙って行ってみて下さい(^^)
収納する前に...
汚れが残ったまま収納してしまうと、黄ばみ・虫食い・カビ・ニオイの原因になってしまいます…
収納する前に、きちんと洗濯・クリーニングに出しましょう(^^)
洗えないものは、カラリと晴れた日に陰干しするといいですよ!
<洗濯する時の注意点>
①天気の良い日を選ぶ
雨の日などの湿気が多い日に洗濯をしてしまうと、衣類に水分が残りやすくそのまま収納してしまうとカビやニオイの原因になってしまいます…
湿気が少ないカラリと 晴れた日に洗濯するのがいいでしょう!
②お風呂の残り湯は使わない
お風呂の残り湯には、雑菌がいっぱいです…
部屋干しの時のイヤなニオイの原因はこの雑菌だと知っていましたか?
次のシーズンまで保管する衣類に雑菌が残ってしまうと、黄ばみやニオイの原因になってしまいます(´-ω-`)
③洗濯機に入れる前に汚れを落とす
衣類に残った汗や皮脂は、黄ばみやシミの原因になります。
また食べ汚しなどの汚れも取れなくなってしまったり虫食いの原因に…
洗濯機に入れる前にこれらの汚れをとってしまいましょう!
特に襟口・脇の下・袖口は汗や皮脂汚れがつきやすいので、おしゃれ着用の中性洗剤の原液をつけ優しく馴染ませるといいですよ(^^)
直接洗剤の原液をつけることで、繊維の奥まで汚れを分解してくれます。
④衣類の乾燥は徹底的に
湿気ているとカビやニオイの原因にもなるので、カラリと晴れた日に洗濯し乾燥を徹底的に行いましょう!
もちろん、収納する場所もキレイに掃除してから収納するようにしましょう(^^)
せっかくキレイに洗濯したのに、収納する場所が汚いと意味がありません…
次のシーズンを気持ちよく迎えるためにも収納前に一工夫加えておきましょう♪
《まとめ》
いかがでしたか?
衣替えは、最高気温20度の時がタイミングです♪
毎年だいたい6月と10月に行われます。
衣替えは、まず衣類の見直しから始めます。
過去3年間で使ってないもの・流行遅れのもの・を使用するには難があるものは、思い切って捨てましょう!
捨てるのが気になる人はリサイクルショップに出すといいでしょう。
ちょっとしたお小遣いになると嬉しいですしね♡
次に、1年を通して着る服・春夏服・真夏服・秋冬服・真冬服と季節ごとに衣類を分けていきます。
このように季節ごとに分けることで、次からの衣替えがスムーズになります!
収納する前には、しっかりと汚れや湿気をとって黄ばみ・虫食い・カビ・ニオイを防ぎましょう。
衣類の種類によって収納方法が違うので、合わせて収納するとシワや型崩れを防げますよ(^^)
衣替えは、整理整頓の機会でもあります。
衣類の見直しや収納の仕方を一工夫するだけで、次からの衣替えがビックリするほどスムーズになります(^^)
衣替えをスムーズにして、気持ちよく新しいシーズンを迎えてくださいね♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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