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3月といえば 二十四節気の意味

啓蟄(けいちつ)を季語とした俳句・手紙の文例

2018/06/11

 

厳しい寒さの冬もそろそろ終わり、徐々に暖かくなる日が多くなってきましたね。

 

さて、突然ですがみなさん、啓蟄はなんと読むでしょう?

 

啓蟄

 

多くの方がご存知だとは思いますが、これは二十四節気の1つで、けいちつといいます。

 

本日はこの啓蟄(けいちつ)という言葉を季語とする俳句や手紙の文例について、お話したいと思います。

そもそも二十四節気とは?

 

ちなみに二十四節気とは、もともとは中国からきた、太陰暦にちなむ季節の呼称の1つです。

 

地球は太陽の周りを1年かけて360度回って(公転して)おり、この期間によって4つの季節に分けているわけですが、これを15度ずつの期間に、季節をさらに24等分に細分化したものです。

 

みなさんのよく知るところでは、、、

 

・夏至(げし)・・・1年のうちで最も昼の時間が長くなる日

・冬至(とうじ)・・1年のうちで最も昼の時間が短くなる日

・春分の日・・・・・1年のうちで昼の長さと夜の長さが同じになる日

・秋分の日・・・・・1年のうちで昼の長さと夜の長さが同じになる日(同上)

 

といった日がありますね!?

 

あれらも二十四節気の呼称の1つなんですね。

 

 

啓蟄とはそもそもどういう意味?

 

啓蟄(けいちつ)とは、大体毎年、新暦3月の5日ごろに当たる日で、その意味は、寒い冬を土の中で越した虫たちが、春になって穴から出てくる様を言います。

 

そのことから、立春を表す言葉として、俳句の季語に多用されているのですね。

 

 

2018年の啓蟄は何日から何日まで?

 

実はこの啓蟄などの二十四節気は、太陽と地球との位置関係により、毎年変わるのです。

 

ちなみに2018年度の啓蟄のはじまりは、3月6日の午前0:28です。

 

啓蟄の次の二十四節気の日が春分の日(2018年度は3月21日の月曜日)ですので、3月6日の0:28から3月21日までの15日間が、2018年度の啓蟄の期間となります。

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啓蟄の日は何をする?

 

さて、啓蟄の日ですが、特にこの日にしなくてはいけないことはありません(笑)

 

しかし、2018年度の啓蟄の日は上記の通り3月6日ですので、ちょうど季節としては、ひな祭りを片付ける頃では無いでしょうか?

 

雛人形を片付けるのが遅くなると、娘さんのいる家庭では「娘の婚期が遅れる」と言う風習が、日本には根強く残っていますよね。

 

日本に住んでいる方ならば、どんな形でもノスタルジーを感じる、雛人形の片付けと啓蟄を重ねた俳句、季節の彩りがあって素敵かもしれませんね。

 

 

啓蟄を春の季語とした俳句

 

俳句

 

そしてこの啓蟄ですが、冬を越えて春を迎える言葉から、俳句でもよく季語として使用されています。

 

海外で言うところの、

 

冬来たりなば 春遠からじ(シラー)

 

のような趣のある言葉で、日本独特の春を迎える言い回しの言葉ですね。

 

俳句に啓蟄と言う季語を入れることによって、春を迎える新たなる気持ちを表現することができますね。

 

ちなみに、啓蟄を季語とした俳句の例文は、こちらのサイトが詳しいです。

「啓蟄」を季語とした俳句

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啓蟄を季語に入れた有名な俳句

 

ではここで、啓蟄を季語とした有名な俳句をいくつかご紹介したいと思います。

 

啓蟄の蟻が早引く 地虫かな

高浜虚子

 

明治を代表する詩人の高浜虚子も、啓蟄にちなんだ多くの句を詠んでいます。

その代表とも言うのが、こちらの句です。

 

長い冬眠から覚めた虫たちが、早足でエサを求めて歩き回る姿に、春の息吹を感じさせる句ですね。

 

また、高浜虚子は次のような句も詠んでいます。

 

別荘に 来て啓蟄の 虫を友 

高浜虚子

 

冬越えを待ち望んでいたのは、久しぶりに訪れた別荘で啓蟄の虫を見て、自分だけはなかったのだと気付いて親近感を覚えた、、という意味なのでしょう。

 

花鳥風月を歌うを良しとした虚子の、微笑ましい一面が伺える句ですね。

 

啓蟄の 風さむけれど 石は照り 

加藤楸邨

 

加藤楸邨(しゅうそん)は、昭和の代表的な俳人として、多くの門下生を育成したと言われています。

 

冬の寒さと、春の到来のコントラストを、見事に表現できているのは、季語の「啓蟄」の言葉がポイントとなってますね。

 

啓蟄や われらは何を かく急ぐ 

中村汀女

 

昭和を代表する女性俳人の中村汀女も、啓蟄にちなんだ句を詠んでいますね。

 

虫の世界も昭和の時代も現代も、春になれば慌ただしくなるもの。

 

この句は現代にも通じる示唆があるのではないでしょうか?

 

 

啓蟄を季語とした手紙の挨拶の文例

 

この啓蟄という言葉ですが、実は俳句だけでなく、3月の手紙の季語として、手紙の挨拶でも使用されている言葉でもあります。

 

例文としては、、、

 

・すっかり暖かくなり、虫たちも土中から姿を現す啓蟄の季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

・蟄虫戸啓の候、冬眠していた虫たちが、外の戸を開く季節となりましたが、貴君に於かれましては、変わらずお過ごしでしたでしょうか?

 

など、春の到来を告げる挨拶文として、よく使われているようですね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

啓蟄(けいちつ)という二十四節気の言葉をきちんと理解すると、それは「春の到来」を告げる意味の言葉として、季節の移ろいを感じさせる表現ができるのですね。

 

今後も使うことがあるかもしれませんので、覚えておいて損はないですね!

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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