冬至の定番食べ物!かぼちゃ・あずきを使った料理レシピの紹介
2017/11/05
冬至の日にはかぼちゃを食べるというイメージですが、なぜかぼちゃなのでしょうか?
そもそも冬至ってどんな日?と疑問に思います…
地域にもよりますが、冬至の定番食べ物と言えば、「かぼちゃ」と「あずき」です(^^)
今回はなぜ冬至の日にかぼちゃやあずきなのか?その理由やおすすめのレシピをご紹介します♪
スポンサーリンク
冬至とは?
冬至とは、二十四節気(にじゅうしせっき)の1つで1年で最も昼の時間が短くなる日です。
この日を境にどんどん昼が長くなってきます!
中国や日本では陰の期間が終わり陽の期間が戻ってくる・太陽の力が再び蘇ってくる日として、運気が向いてくる日・転じる日と伝えられてきました(^^)
これを一陽来復(いちようらいふく)と言い、冬至の別名になります。
冬至に定番の食べ物 その理由とは!?
冬至は運気が向いてくるという縁起の良い日ですが、その日に縁起のいい食べ物を食べて更に運気を上げよう!というのが始まりです♪
かぼちゃ
冬至にかぼちゃを食べる理由は、「運」を呼び込むためです!
「ん」が付くものを食べると「運」を呼び込めるとされ、これらの食べ物の事を運盛りと呼んでいました(^^)
かぼちゃは南京(なんきん)とも呼び、「ん」が2つ入るとして特に好まれました!
しかし、「ん」が付く食べ物っていっぱいありますよね…
にんじん・だいこん・れんこん・ぎんなん…
これらも2つ付きますよね。
昔は冬真っ只中の冬至の時期に食べれる野菜は少なかったんです(´-ω-`)
貯蔵が効くかぼちゃはとても重宝されました♪
更にかぼちゃにはビタミンAやカロチンなどの栄養も豊富で、風邪や動脈硬化予防にも効果的でなんです(^^)
あずき
日本は昔から季節の変わり目を「節目」とし、災害や邪気が入りやすいと考えられていました。
そのため、邪気払いや厄払いを行い幸福を願う行事を行います。
その時によく使われるのが「あずき」です(^^)
あずきの赤い色には「魔除け」「邪気を払う」という意味があり、古くから節目や祝い事の時に使われてきました。
彼岸の時に食べるぼた餅やお赤飯もこのような意味を持っています♪
冬至にはあずきを使った小豆粥を食べるのが一般的です。
冬至に小豆の入ったお粥を食べる事で邪気払いをし、翌日かは良い運を呼び込むという意味があります(^^)
スポンサーリンク
冬至に食べたい料理レシピ!
運気を上げるためにも、冬の寒さで体調を崩さないためにも冬至には「かぼちゃ」と「あずき」を食べたいですよね♪
今回は「かぼちゃ」と「あずき」が一緒に食べれるおすすめのレシピをご紹介します\(^o^)/
いとこ煮
<材料>
かぼちゃ:1/4個(約500g)
ゆで小豆の缶詰(甘いの):1/2缶(約100g)
しょうゆ:大さじ1
<作り方>
①下準備
かぼちゃは大きめの一口大に切る
鍋に切ったかぼちゃと水を入れ、固めに下茹で(レンジでチンでもOK)
②煮る
茹で汁を捨てて、かぼちゃと小豆缶(缶汁も)を入れる
ひたひたになるまで水を入れて、しょうゆを入れる
落し蓋をして煮る
③出来上がり
かぼちゃに味がしみたら出来上がり♪
パンプキンサラダ
<準備(2人分)>
蒸し小豆:20g
かぼちゃ:100g
ブロッコリー:小房4つ
塩コショウ:少々
★マヨネーズ:大さじ2
★プレーンヨーグルト:小さじ1
<作り方>
①下準備
かぼちゃは皮をむいて小さめに切り、レンジで柔らかくする
★をよく混ぜる
ブロッコリーは固めに茹でる
②混ぜる
かぼちゃはフォークで荒めに潰し、蒸し小豆と★をよく混ぜたもの、ブロッコリーを混ぜる
塩コショウで軽く味付けする
③出来上がり
冬至粥
<材料>
炊いたご飯:150g
水:3カップ
液体塩麹:大さじ1弱〜
小豆(水煮/無加糖):約50g
かぼちゃ:約30g
黒ごま:少々
<作り方>
①下準備
かぼちゃを細く小さく切る
②煮る
炊いたご飯・水・液体塩麹を鍋に入れて煮る
沸騰したら弱火
小豆・かぼちゃを加えて、底が焦げないように注意しながら20分を目安に煮る
かぼちゃ団子のぜんざい
<材料(2人分)>
ゆで小豆缶:1缶(約200g)
水:約130ml
かぼちゃ:150g
★もち粉:大さじ4〜
★サラダ油:少々
<作り方>
①下準備
かぼちゃは電子レンジ(600w)で約3分加熱してマッシュする
②団子作り
マッシュしたかぼちゃに★を加えてこねる
6等分にして丸め、手のひらで押して平らにする
中央をくぼませる
③煮る
鍋にゆで小豆と水を入れて、煮立てる
団子を加えて1〜2分沸騰しない程度で煮る
④出来上がり
味が薄ければ砂糖を足す
かぼちゃと小豆のシフォンケーキ
<材料(直径17cmのシフォンケーキ1個分)>
小豆生地
薄力粉:40g
卵黄(Mサイズ):2個分
キャノーラ油:大さじ1
豆乳:大さじ1
ゆで小豆缶(150〜190g):1/2個
かぼちゃ生地
薄力粉:40g
卵黄(Mサイズ):2個分
キャノーラ油:大さじ1
豆乳:25ml
かぼちゃパウダー:4g
砂糖:15g
メレンゲ
卵白(Mサイズ):4個分
砂糖:40g
<作り方>
①下準備
ゆで小豆を大きめの器に入れてラップ無しでレンジで2分ほど加熱
味噌くらいの固さにして、冷ます
卵白をステンレスボウルに入れて冷蔵庫で10分くらい冷やす
オーブンを170℃に温める
②小豆生地を作る
ボウルに卵黄と下準備した小豆を入れ、フォークでときほぐす
キャノーラ油・豆乳の準備に加え、その都度混ぜる
薄力粉はふるいながら加え、ゴムベラでムラなく混ぜる
③かぼちゃ生地を作る
ボウルに卵黄と砂糖を入れ、フォークでときほぐす
キャノーラ油・豆乳の準備に加え、その都度混ぜる
薄力粉とかぼちゃパウダーはふるいながら加え、ゴムベラでムラなく混ぜる
④メレンゲを作る
卵白を電動ミキサーの低速でほぐす
ほぐれたら高速で1分間泡立てる
砂糖の1/3の量を加え、高速で2分
残りの砂糖も同様に加えて泡立てる
⑤混ぜる
メレンゲを1/2量に分ける
それを小豆生地とかぼちゃ生地にゴムベラひとすくいづつ加え、ムラなく混ぜる
全部メレンゲを加えたら底からすくい切るように混ぜ合わせる
⑥型に入れて焼く
小豆生地を先に型に流し入れ、台に底を打ちつけて空気を抜く
表面をゴムベラで平らにならす
次にかぼちゃ生地を型に流し入れる
温めておいたオーブンで30分焼く
⑦出来上がり
逆さにして冷ましてから型から外す
《まとめ》
いかがでしたか?
冬至の日は、陰の期間が終わり陽の期間が戻ってくる・太陽の力が再び蘇ってくる日として、運気が向いてくる日・転じる日と伝えられてきました!
運気を上げるためにも、冬の寒さで体調を崩さないためにも冬至には「かぼちゃ」と「あずき」を食べるのです。
冬至に「かぼちゃ」と「あずき」を食べるのは定番なので知ってる!という人とも多いと思いますが、きちんと理由を知ると納得することが多いですよね。
今回は「かぼちゃ」と「あずき」が一緒に食べれるおすすめのレシピをご紹介しました\(^o^)/
主食からデザートまであるので、どれか1つ食卓に並べてみて下さい♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
記事がよかったら、シェアして頂けると嬉しいです(^^)