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冠婚葬祭にまつわるお金・マナー

訃報をメールで受け取った時の返信文例

2019/01/21

 

突然送られてくる訃報(ふほう)。

昔は新聞や回覧板で伝達してましたが、現在はインターネットの普及によりメールで知らせることも多くなっています。

訃報は急を要することが多いため、メールで送っても失礼に当たりません。

 

訃報 メール

 

しかし、訃報を受け取った方はなんて返信したら失礼にならないのか?悩んでしまいます。

そもそもメールで返信していいのか?

なんてお悔やみの言葉をかけたらいいのか?

どんな点に注意したらいいのか?

考えだしたらたくさん疑問が出てきます...

 

今回は、訃報をメールで受け取った時の返信の仕方や文例をご紹介しようと思います(^^)

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そもそも訃報(ふほう)とは?

 

ついつい「とほう」と読んでしまいそうになりますが、「ふほう」です。

訃報の「訃」の字に「ト」が入っているからでしょうね...

 

訃報とは、「誰かが亡くなったお知らせ」の事を指します。

弔事(ちょうじ:お悔やみ事・不幸)となるので、訃報をもらった際には葬式に参加する準備で慌しくなるでしょう。

 

 

訃報を手紙でもらった場合

 

手紙で訃報を受け取った場合は、きちんとした文面で手紙を返すのがマナーになります。

ただし速達などで来て葬式に参列出来る場合は、参列するということで意思表示できるため返信は不要になります。

 

参列出来ない場合や既に葬式が終わってしまっている場合は、手紙できちんと返信しましょう。

 

基本的には訃報を受け取ったら直接出向くのが最も正しい礼儀・マナーになります。

それが出来ない場合は、きちんとした文面で手紙を返信する。

ただし、礼儀としては二の次ということを理解しておきましょう!

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訃報をメールでもらった場合

 

基本的に訃報は素早く確実に知らせるのが良いとされているので、現在では手紙よりも電話やメールで訃報を受け取ることが多いでしょう。

 

メールでこうした連絡をするのは非常に効率的ですが、礼儀的にはよくありません...

そのため、返信の文面もそこまで気にしなくても大丈夫です。

 

定型的な文面で返信すれば問題ありません(^^)

 

 

返信する際に気をつけるマナー

 

手紙でもメールでも、訃報に関する返信で気をつける事や使ってはいけない表現・言葉というのがあります。

 

返信は短くシンプルにまとめる

相手は葬儀などの準備で忙しいでしょうし、長々と書くと相手の負担になってしまします...

また、気に障る余計な事を言ってしまう可能性もあるので、余計なことは書かず伝えるべきことだけを返信しましょう!

 

 

故人の死因について聞かない

訃報の中にどのようにして亡くなったのか書いてあることもあれば、特に書いてないこともあります。

 

書いていない場合、故人の死因について聞く人がいますがこれは返信で聞くことではありません...

また、相手は忙しいので返信がさらに必要となるような文面は相応しくありません。

 

 

重ね言葉や繰り返しを使わない

不幸が重なる事を連想させる「重ね言葉」や繰り返す事を連想させる「繰り返し」は使わないようにしましょう!

 

重ね言葉:「重ね重ね」「まだまだ」「つくづく」「たびたび」など

繰り返し:「これからも」「追って」「続く」「繰り返す」など

 

他にも不幸を連想させる「死」「苦しみ」「4」「9」「消える」「浮かばれない」なども使わないようにしましょう。

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訃報への返信(お悔やみ言葉)

 

一般的には「この度はご愁傷様です」「お悔やみ申し上げます」がよく使われますが、なんだかしっくりこない...

そもそも使い方あってるのかな?と疑問にも思ってしまいます。

 

一言だとそっけないかな?と思いますが、先程もあったように短くシンプルな方がいいので気にする必要はありません(^^)

 

ちなみによく使われる「ご冥福をお祈りいたします」ですが、「冥福」というのは死後の幸福という意味なので遺族に向かっていうのは間違いになります。

「〇〇(故人)さんのご冥福をお祈りいたします」と言う方がいいでしょう。

 

 

一般的な挨拶

「この度は、誠にご愁傷様でございます。心よりお悔やみ申し上げます。」

「この度は、思いがけないことでお力落としのこととお察しします。〇〇(故人)さんのご冥福をお祈りいたします。」

 

 

故人にお世話になった場合

「〇〇様のご生前には大変お世話になりました。何のご恩返しもできない内にお亡くなりになられ、悔やまれてなりません。」

 

 

病気で亡くなられた場合

「誠に残念なことでございます。謹んでお悔やみ申し上げます。」

「お見舞いにも伺えないうちにおなくなりになられて、誠に心残りでございます」

 

 

事故など突然亡くなった場合

「思いがけないお知らせを頂きまして、まだ信じられない気持ちでございます。」

「突然の出来事で、お悔やみの申し上げようもございません」

 

 

訃報への返信文例

 

相手に失礼がないように返信する中で、近しい人を亡くしてしまったばかりの相手にいたわる言葉をかけてあげたいですよね。

故人や遺族との関係性に合わせて、お悔やみ言葉や返信文例をもとに自分にあう文章にしてみて下さい(^^)

 

手紙の場合

〇〇様

 

このたびはお身内にご不幸があったと伺い、驚いています。

ご祖母様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

本来であればすぐにでも弔問にお伺いすべきところ、略式ながら書中を持ちましてお悔やみ申し上げます。

※弔問(ちょうもん):亡くなった人の遺族を訪ね、お悔やみを述べること

 

 

メールの場合

忙しい相手に送るため内容が一目で分かるような書き方がいいでしょう。

件名には、自分の名前とお悔やみ申し上げますと入れると分かりやすいです(^^)

 

<取引先の方が亡くなられた場合>

件名:【◯◯株式会社 〇〇部〇〇より】お悔やみ申し上げます

 

〇〇株式会社 〇〇事業部〇〇様

〇〇様の突然の訃報に驚いています。

都合によりご葬儀に伺う事ができず、申し訳ありません。

 

略儀ながらメールにてお悔やみ申し上げます。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

<父親・母親を亡された場合>

件名:〇〇より お悔やみ申し上げます

 

お父様(お母様)のご逝去を知り、とても驚いています。

遠方のためお悔やみにうかがえず、申し訳ありません。

 

今は突然のことで何も考えられないとは思うけど、あまり気を落とさないようにね。

頑張り屋の〇〇さんだから、今とっても無理しているのではないかと心配です。

何かあったらいつでも連絡下さい。

件名:〇〇より お悔やみ申し上げます

 

お父様(お母様)のご逝去を知り、とても驚いています。

大変な時に連絡してくれてありがとう。

お父様(お母様)のご冥福を心よりお祈りしております。

 

葬儀に参列させて頂きたいので、葬儀の日程が決まったら教えて下さい。

お忙しいところ申し訳ないけど、宜しくお願いします。

 

何か手伝える事があれば言って下さい。

今はすごく辛いだろうけど身体に気をつけてね。

件名:〇〇より お悔やみ申し上げます

 

お父様(お母様)のこと、あまりに突然でとても驚いています。

大変な時に連絡してくれてありがとう。

お父様(お母様)のご冥福を心よりお祈りしております。

 

〇〇さんは大丈夫ですか?

大変な時に何も力になれずごめんね。

葬儀でお焼香させてもらえればと考えています。

 

色々忙しいと思うけど、身体を壊さないように気をつけてね。

 

<夫・妻を亡くされた場合>

件名:〇〇より お悔やみ申し上げます

 

このたびはご主人様(奥様)のご逝去を知り、心からお悔やみ申し上げます。

 

家族の支えなければと無理をされてないか心配です。

今は突然のことで何も考えられないとは思うけど、子供達のこと、自分のことを考えて身体をいたわって下さいね。

何かあったらいつでも連絡下さい。

 

安らかな永眠をお祈りいたします。

 

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敬称について

 

一般的に訃報の返信や弔電などでは相手と故人の続柄に応じた敬称を用います。

 

メールで返信する場合はこういった敬称を用いるかどうかまでマナーが固定されていませんが、用いたほうがより丁寧でお悔やみの気持ちが伝わると思います(^^)

 

返信を受け取る相手と自分との関係性によって敬称を用いるか決めて下さい。

 

<亡くなった方と友人・知人の続柄>

父:ご尊父様(ごそんぷさま)、お父様、お父上

母:ご母堂様(ごぼどうさま)、お母様、お母上

祖父:ご祖父様

祖母:ご祖母様

夫:ご主人、ご夫君様(ごふくんさま)

妻:奥様、ご令室様(ごれいしつさま)、ご令閨様(ごれいけいさま)

息子:ご子息(様)、ご令息(様)

娘:ご息女(様)、ご令嬢(様)

 

 

《まとめ》

 

いかがでしたか?

 

突然送られてくる訃報に対してどう返信したらいいのか悩んでしまいますよね...

最近はメールで受け取ることが多いため返信も急を要します。

 

相手は葬儀の準備などで忙しいため返信は、短くシンプルに!

件名に自分の名前とお悔やみ申し上げますと入れると親切です(^^)

 

相手に失礼がないように返信する中で、近しい人を亡くしてしまったばかりの相手にいたわる言葉をかけてあげましょう。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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