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8月といえば 二十四節気の意味

今年の立秋(りっしゅう)はいつ?どんなことをするの?

2019/01/20

 

春分や秋分、夏至や冬至、立春や立秋など日本には季節の節目を表す言葉がたくさんあります(^^)

これらのことを二十四節気(にじゅうしせっき)と呼びます。

 

立秋

 

二十四節気において、立春・立夏・立秋・立冬は季節の始まりを指します(^^)

しかし、夏真っ只中なのに立秋って…?と思いますよね。

そもそも立秋ってどんな意味があるのでしょうか?

普段、意識することも少ない...(´-ω-`)

 

今回は、2019年の立秋はいつなのか?どんなことをするのか?様々な疑問をまとめてみました♪

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立秋とは?

 

立秋とは、初めて秋の気配が感じられる頃とという意味があり、この日を境に少しづつ涼しくなっていきます。

暦の上では立秋が暑さの頂点とされ、翌日からは「残暑」といいます。

 

 

先ほども述べたように、各季節の始まりを立春・立夏・立秋・立冬と言い、立秋から立冬の前日までが暦の上で秋となります(^^)

 

二十四節気とは、1年を24の季節に割り振る考え方で、よく耳にするのは

夏至:1年のうちで最も昼の時間が長くなる日

冬至:1年のうちで最も昼の時間が短くなる日

春分:1年のうちで昼と夜の時間が同じになる日

秋分:1年のうちで昼と夜の時間が同じになる日(同上)

ではないでしょうか?

 

 

なぜ日にちが変わるの?

 

二十四節気は、1年の太陽が通る道(黄道:こうどう)を元に決められています!

 

地球にある赤道とこの黄道が交わる点を春分点と言い、この春分点を起点として黄道を360等分にしたものを黄経(こうけい)と言います。

二十四節気は、この黄経が○度の時は立春、○度の時は夏至という風に決められているのです。

立春は○月○日と日付が決まっている訳ではないので多少日にちが前後します。

しかし、太陽の動きで決められているので毎年同じ時期に同じ節気が巡ってくるんですよ(^^)

 

立秋は、太陽黄経が135度の時と定められています!

ちなみに立春は黄経315度、立夏は黄経45度、立冬は黄経225度と定められています。

 

 

2019年の立秋はいつ?

 2019年の立秋は8月8日です!

立秋の瞬間、太陽黄経が135℃の瞬間は8月8日午前4時13分になります。

 

8月7日というと夏の高校野球も行われており、まだまだ秋という感じではありませんね(´-ω-`)

 

この日を境に暑中見舞いから残暑見舞いに切り替わるので注意が必要です!

常識知らずと思われないためにも、気を付けて下さいね♪

 

暑中見舞いや残暑見舞いの書き方についてはこちらを参考にしてみて下さい♪

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立秋の期間の七十二候

 

七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のことをいいます。

立秋にも3つの七十二候があるので、それぞれ1つずつご紹介しますね(^^)

 

涼風至(すずかぜいたる)

「涼しい風が立ち始める」

「立春を過ぎて初めて吹く南風:春一番」や「春の初めに吹く強い風:春の嵐」と春の風に呼び名があるように秋の風にも呼び名があると知っていましたか?

 

秋の初めに吹く風:初風(はつかぜ)

秋の初めに吹く強い風:初嵐(はつあらし)

知らなかった〜Σ(・ω・ノ)ノ

 

 

寒蝉鳴(ひぐらしなく)

「蜩(ひぐらし)が鳴き始める」

夕暮れ時に

カナカナカナカナ…

という虫の鳴き声を聞いたことはありませんか?

それが、蜩です!

蜩も蝉の一種で、その鳴き声からカナカナゼミとも言いますが、日が暮れる頃に鳴くことから蜩と言います。

 

ちなみに寒蝉とは、秋に鳴く蝉の事を指します(^^)

 

 

蒙霧升降(ふかききりまとう)

「深い霧が立ち込める」

蒙霧とは、もうもうと立ち込める霧という意味。

升降とは、昇降と同じ意味です。

しかし、昇降とは上がったり下がったりという意味なので疑問に思う人もいると思いますが、これは霧の動きを表した表現になります(^^)

霧は発生するとどんどん下へ溜まっていきますが、晴れる時は上へスーと消えていきます。

 

同じように春にも霧は発生しやすいのでふが、春の霧は「霞(かすみ)」と呼ばれます。

風も霧も季節によって呼び名が違うのですね(^^)

 

 

立秋はなにをする日?

 

冬至にはかぼちゃ、春分にはぼた餅というふうに二十四節気にまつわる食べ物や習慣はたくさんあります。

では、立秋だから○○を食べよう!とか○○をしよう!という習慣はあるのでしょうか?

 

色々調べてみましたが、特にありませんでした(´-ω-`)

 

しかし、最近では夏の恵方巻がコンビニなどで売られているそうです。

恵方巻って2月の節分じゃないの?と疑問に思った人も多いと思いますが、節分とは季節の分かれ目を表す言葉なんです(^^)

つまり、立春・立夏・立秋・立冬の前日がそれぞれ節分になります。

立春の前の節分が1年の初めにあたり、重要視されていたため1番有名ですが、実は年に4回節分はあるんです♪

 

恵方巻についてはこちらを参考に。

節分に食べる恵方巻き!由来や食べ方、2019年の方角は?
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恵方巻の具材は特に決まってないので、夏バテを予防するような食材や旬の食材を入れるといいかもしれませんね(^^)

ちなみにこの時期の旬で恵方巻に入れれそうな食材は、オクラ・しょうが・しそ・なす・穴子・うなぎ・ハモとかではないでしょうか?

イワシやカレイ、車エビなども旬ですよ♪

好きな具材で恵方巻を作るのも楽しそうですね。

 

 

もう1つ節分と同じように年に4回あるのが土用になります!

土用とは、 立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前18日間のことをいいます。

有名なのは立秋前の夏土用ですが、実はこれ商業目的なんですよね…(´-ω-`)

うなぎは8~12月、秋から冬にかけてが旬になります。

この夏土用の時期は旬ではなく業績が悪いというところからはじっまったそうな...

 

土用の丑の日についてはこちらをどうぞ。

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先ほども述べたように立秋の時期はうなぎの時期になるので、夏バテ防止のためにも山椒をかけて食べるといいと思います(^^)

 

 

《まとめ》

 

いかがだったでしょうか?

 

普段あまり「立秋」を意識することはなかったと思います…(´-ω-`)

しかし、この日を境に暑中見舞いが残暑見舞いに変わるのですね!

意外と大事な日でした!

 

立秋を含め二十四節気は太陽黄経の角度によって日にちが決められるので、多少日にちが前後することがあります。

2019年の立秋は、8月8日です。

暦の上では秋になりますが、まだまだ暑い日が続き、夏真っ只中ですよね…

 

この暦のズレは旧暦と新暦に移行した際にできてしまいました。

今でも旧暦に合わせて行事をする地域もあります♪

仙台の七夕まつりが8月に行われるのも旧暦に合わせているからなんですね(^^)

約1ヶ月ズレていると思っていれば違和感はないかと思います。

 

立秋の期間は

  • 涼風至(すずかぜいたる):「涼しい風が立ち始める」
  • 寒蝉鳴(ひぐらしなく):「蜩(ひぐらし)が鳴き始める」
  • 蒙霧升降(ふかききりまとう):「深い霧が立ち込める」

と3つの七十二候に分けられており、それぞれ夏の終わりや秋の訪れを感じられるものになってます(^^)

 

立秋だからといって特に行う行事や食事、習慣などはありませんが、まだまだ暑い日は続くので旬の栄養があるものを食べて夏バテ防止をするといいかもしれませんね!

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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