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冠婚葬祭にまつわるお金・マナー

結納・結納金返しの相場は?渡すタイミングや品物について

2018/01/14

 

結納の際に結納金などの結納品を頂くのですが、贈り物やお祝い金を頂いた時はお返しするのが基本です。

 

結納返し

 

しかし、

どのタイミングでお返ししたらいいのか?

何をお返ししたらいいのか?

いくらくらいのものが失礼にあたらないのか?

など疑問がたくさん出てきます(´-ω-`)

 

結納って昔からある日本の伝統儀式になるので、色々考えてしまいますよね…

今回は、結納返しについてご紹介したいと思います(^^)

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結納・結納金とは?

 

結納とは、2つの家が新しく家族となり「結」びつくことをお祝いし、贈り物を「納」め合う儀式です。

日本では古くから行われていますよね(^^)

 

一般的には仲人を立て、男性側の家族が帯や着物地などの結納品に縁起物を添えて女性の家に持っていき、女性側の家族が料理を出しておもてなしするというのが結納でした。

しかし最近では仲人を立てず、両家の両親と新郎新婦だけで行う略式結納が選ばれています!

 

略式結納の流れについてはこちら♪

 結婚が決まると結納をするというのが古くからの日本の決まりですが、最近では結納をしなかったり略式で終えたりするケースが増えています。  もちろん結納は必ずしないといけないというものではないので、親の賛同が得られるのならば省略しても構い...

 

結納金とは、もともと花嫁衣装を贈っていたものがお金に変化したもので、「このお金で嫁ぐ準備をして下さい」という意味です(^^)

ですので、結婚に関わることに使うのが1番いいでしょう!

 

結納金の相場やマナーについてはこちら♪

 結婚が決まると結納をする。日本では古くから行われている儀式ですが、その中で結納金と言われるお金のやりとりがあります。  とくに金額が決まっている訳ではないのでいくらくらいが相場なの?なんのためのお金?結納金って何に使うのが一般的?と...

 

 

結納返しとは?

 

日頃から何か頂いたらお礼をするのと同じように、結納品を贈られたお礼としてお返しするものを「結納返し」と言います。

 

正式な結納返しは、結納品のように何を贈るか品物が決まっていますが、関東・関西など地域によって内容は異なります。

結納品には紅白の色紙を使うのに対して、結納返しは緑や青系の色紙を使うというのは全国共通のようです。

 

<関東の場合>

  1. 目録(もくろく):結納返しの品名と数を記したもの
  2. 御袴料(おんはかまりょう):結納金に対して男性側に贈るもの
  3. 長熨斗(ながのし):アワビを干して長く伸ばしたもの【長寿】
  4. 末広(すえひろ):純白の扇子【純粋無垢】【末広がり】
  5. 友志良賀(ともしらが):白い麻糸や麻紐【共に白髪になるまで仲睦まじく】
  6. 子生婦(こんぶ):昆布【喜ぶ】【子宝】
  7. 寿留女(するめ):するめ【磯久しく】
  8. 家内喜多留(やなぎだる):柳の木で出来た樽【たくさんの福が訪れるように】

 

<関西の場合>

  1. 目録(もくろく):結納返しの品名と数を記したもの
  2. 御袴料(おんはかまりょう):結納金に対して男性側に贈るもの
  3. 長熨斗(ながのし):アワビを干して長く伸ばしたもの【長寿】
  4. 末広(すえひろ):純白の扇子【純粋無垢】【末広がり】
  5. 肴料(さかなりょう):食事代のこと
  6. 酒料:酒代のこと

 

<略式結納の場合>

  1. 御袴料(おんはかまりょう):結納金に対して男性側に贈るもの
  2. 長熨斗(ながのし):アワビを干して長く伸ばしたもの【長寿】
  3. 末広(すえひろ):純白の扇子【純粋無垢】【末広がり】

 

地域や形式によって結納返しの品も大きく変わるので、両家でよく相談して決めましょう!

家と家とのことなので揉めないためにも事前に話し合うことが大切です(^^)

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結納返しをするタイミングは?

 

結納が済んだ後、日を改めて結納返しの日を設定するのが正式な段取りです。

 

しかし、最近では新郎新婦や両家両親ともに働いている場合が多く別の日を設けることが難しくなっています…

遠方の場合も同様ですね。

 

そのため最近では、正式でも略式でも結納と同日に同時交換する段取りが主流になっています(^^)

つまり、女性側も結納の日までに結納品を準備しなければなりません!

 

 

結納返しにある御袴料の相場は?

 

結納金もそうですが、1番悩むところですよね(´-ω-`)

以前は結納返しを別日にしていたのであまり悩むことは無かったのですが、同日に行うので問題です…

 

お返しが少な過ぎたor多過ぎたというトラブルを避けるためにも、事前に結納金の金額を明らかにしておくことが大切になります!

お金の話はなかなか聞きにくいことにもなりますが、男性側から女性側へどのくらいの金額を予定しているか知らせておくことが大事です。

それをふまえて、女性側はその金額に見合った御袴料を用意しましょう(^^)

 

 

相場は地域で異なる

結納品だけではなく、御袴料の相場も地域によって異なります!

 

大きく分けて、

関東:両家が対等という考えから、お返しは「半返し」

関西:男性側が格上という考えから、お返しは控えめに「1割程度」

と言われています。

 

両家が異なった地域や風習が違う場合は事前に話し合う必要がありますね!

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品物で結納返しをする場合

 

御袴料は、「男性の袴を仕立てるお金として使って下さい」というものになります。

結納金と同じ意味合いですね♪

 

この御袴料は現金に限らず品物でも構いません(^^)

新生活で使うもの・長く使えるものとして、スーツネクタイ・カフス腕時計を用意する場合もあります。

用意する品物の金額は、現金の場合と同程度のものを選びます。

 

 

《まとめ》

 

いかがでしたか?

 

結納とは家と家を結びお祝いを贈り合う大切な儀式です。

地域によって結納返しの品数や御袴料の相場も大きく変わるので、両家でよく相談して決めましょう!

 

両家とも気持ちよく結納を出来るように事前に話し合うことが大切です(^^)

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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