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9月のイベント・行事

重陽(ちょうよう)の節句って何?意味は?

2018/06/11

 

日本には節句と呼ばれる季節の節目にあたる日があります。

3月3の桃の節句(上巳の節句)や5月5日の端午の節句は馴染みがあると思います(^^)

その中の1つで最後を締めくくるのが「重陽の節句」です。

 

重陽の節句

 

今ではあまり馴染みのない重陽の節句ですが、江戸時代の頃は最も盛大に行われていた行事なんです!

今回は、重陽の節句とはどんな行事なのか?どんなことをするのか?まとめてみました\(^o^)/

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重陽の節句とは?

 

「節」とは、季節の変わり目という意味です。

節目には収穫した作物を季節ごとに神様にお供えして感謝したり、邪気が入りやすいと考えられていたため邪気払いをする習慣がありました。

 

その中で最も重要な節目を「節句」といい、江戸時代の初期には「重要な年中行事」として「五節句」が制定されました。

 

五節句とは、中国から伝わり日本の宮中行事と合わさったもので、

人日(じんじつ、1/7)

上巳(じょうし、3/3)

端午(たんご、5/5)

七夕(しちせき、7/7)

重陽(ちょうよう、9/9)

年5日に儀式を行う日を指します。

 

これらの節句は、その季節にまつわる植物の名前をとって七草の節句・桃の節句・菖蒲の節句・笹の節句・菊の節句と呼ばれました。

 

 

なぜ菊の節句?

旧暦の9月9日(今で言う10月中旬)は、菊が最も美しい季節 のため「菊の節句」と呼ばれました。

でも菊は仏花でもあるため縁起が悪いのでは?と思う人も多いはず。

 

菊は古来より薬草として使われ、延寿の力があるとされてきました。

菊のお陰で少年のまま700年生きた「菊慈童(きくじどう)」という伝説もあるんですよΣ(・ω・ノ)ノ

 

菊は邪気を払い、寿命伸ばす効果がある花として中国では縁起のいい花なんです♪

日本とは少しイメージが違いますね...

 

 

 

重陽の節句っていつ?

 

重陽の節句の重陽とはどういう意味なのでしょう?

 

古来中国では「陰陽思想」という世の中全て陰と陽で成り立っているという考え方がありました。

もちろん数字も陰と陽に分けられ、奇数は縁起のいい陽で偶数は縁起が悪い陰と考えられました。

 

奇数が連なる縁起のいい日をお祝いしたのが五節句の始まりです♪

確かに全部奇数ですよね!

1月だけは1日(元日)は別格とされ、7日の人日を五節句に取り入れています。

 

奇数で最も大きい数(9)が重なる9月9日は陽が重なるとして「重陽の節句」と呼び、陽が極まる大変めでたい日とされました。

 

全国的に9月9日が重陽の節句とするところが多いですが、旧暦から新暦への移行にあたり日にちが異なる地域もあります。

 

庶民の間では「お九日(くんち)」と呼ばれ、秋の収穫祭と合わせて祝うようにもなりました(^^)

有名な「長崎くんち」や「唐津くんち」はその名残です♪

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重陽の節句の由来は?

 

重陽の節句は、最も陽の気が強い数字が重なったおめでたい日であるとともに陽の気が強すぎて逆に不吉・悪いことが起こりやすい日と考えられていました。

 

当時はお祝い事と言うより厄払い・邪気払いの意味の方が強く、古来より薬草として使われてきた菊で不老長寿や繁栄を願ったとされています。

しかし、時の経過とともに陽が重なることはやはり縁起がいいこととしてお祝いされるようになりました(^^)

 

 

重陽の節句の行事食は?

 

重陽の節句では、食用菊を使った菊酒を飲んだり、おひたしや酢の物などを食べて邪気払いと不老長寿を願う習慣があります。

また、重陽の節句は秋の収穫の時期に行われるため秋の食材を使った行事食もあります(^^)

 

食用菊

重陽の節句の主役でもある菊ですが、食用菊をおひたしや酢の物にして食べます!

他にも、お吸い物に入れたり、花を丸ごと天ぷらにしたりもするそうです(^^)

 

重陽の節句

 

食用菊は奈良時代に中国から伝わり、江戸時代には一般的に食べられていました。

今ではあまり食べないですよね(´-ω-`)

しかし、食用菊には血行をよくして肩こりや冷え性改善したり、コレステロール値を下げ血栓を予防する効果もあると言われています!

 

食べる以外にも、お酒に菊の花びらを浮かべて飲む「菊酒」や菊を詰めた枕で眠る「菊枕」、湯船に菊を浮かべて入る「菊湯」なども重陽の節句の楽しみ方です\(^o^)/

 

 

栗ご飯

秋の味覚の代表でもある栗は、江戸時代の頃から秋の収穫祭において栗ご飯を炊いて祝う風習がありました(^^)

菊の節句は別名栗の節句とも呼ばれているんですよ♪

 

栗は非常に栄養価が高い食べ物で、風邪予防や疲労回復に効果がありビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富です!

 

 

秋茄子

旧暦の9月は茄子が最も美味しい季節です\(^o^)/

 

「秋茄子は嫁に食わすな」とよく耳にしますが、意味を知ってますか?

秋茄子は美味しいから嫁には勿体ないという意味だと思っていましたが、茄子は身体を冷やすので身体が冷えて子供出来ないと困るという意味だそうです(笑)

勝手に嫁姑問題かと思ってました〣( ºΔº )〣

 

「おくんち(9のつく日)に茄子を食べると中風(ちゅうぶ:脳血管障害などによって起こる半身不随・手足の麻痺などの症状)を病まぬ」という言い伝えもあります。

 

茄子にはビタミンB群・ビタミンC・カリウム・鉄などの栄養素が豊富に含まれており、生体調整機能に優れている食べ物です♪

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他には何をするの?

 

重陽の節句には、菊の花を生けたり、鑑賞したりもします(^^)

 

平安時代には宮中で菊の花を愛でる宴が催されていました。

現在でも華道の世界で重陽の節句は特別な日として、菊の花だけを使った作品を作ったり、特別なイベントが開催されています♪

 

 

被せ綿(きせわた)

重陽の節句の前日に菊の花を綿に被せておき、菊の夜露や香りを綿に移します。

翌朝(重陽の節句の日)、その綿で顔や身体を拭き清める。

 

厄払いと長寿を願うという風習として行われていました。

 

 

後の雛(のちのひな)

桃の節句に飾った雛人形半年後の重陽に虫干しも兼ねて飾りました。

江戸時代の頃に庶民の間で広まった風習で健康長寿や厄除けを願っていたものとされています。

 

重陽の節句

 

桃の節句では桃の花を飾りますが、菊の節句では菊の花を飾ります。

菊の花の華やかな中にも大人の落ち着きのある雰囲気から「大人の雛祭り」とも言われています♪

 

 

《まとめ》

 

いかがでしたか?

 

陽の数である奇数で最も大きい数(9)が重なる9月9日。

陽が重なるとしてこの日を「重陽の節句」と呼び、陽が極まる大変めでたい日とされました。

 

しかし、以前は陽の気が強すぎて逆に不吉・悪いことが起こりやすい日と考えられ、お祝い事と言うより厄払い・邪気払いの意味の方が強く、古来より薬草として使われてきた菊で不老長寿や繁栄を願う日とされてきました。

その後、時の経過とともに陽が重なることはやはり縁起がいいこととされ、お祝いされるようになりました!

 

現在では五節句の中で1番影が薄い存在ですが、五節句の最後を締めくくるとして江戸時代の頃は最も盛大に行われていた行事なんですよ♪

 

 

重陽の節句は、邪気払いと不老長寿を願う年中行事です。

古来より薬草として使われ、延寿の力があるとされる菊の花を菊酒を飲んだり、おひたしや酢の物などを食べたりします♪

他にも菊を使った被せ綿や菊湯をしたり、菊の花を鑑賞するのが一般的です(^^)

 

この時期は秋の収穫に時期でもあるので、栗ご飯や秋茄子も行事食として一緒に振る舞われます。

 

今まで重陽の節句はしたことなかった!という人もこれを機に季節の節目を大切にし、菊酒や栗ご飯を味わいながら家族の長寿や健康を願ってみてはいかがでしょうか?

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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