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健康長寿の豆知識

長引く風邪の原因と対処法!疑うべき病気について

2017/12/21

 

夏でも冬でも季節を問わずにかかってしまう風邪。

季節の変わり目には体調を崩すという人も多いのではないでしょうか?

 

風邪が治らない

 

歳を重ねると治りが遅いなぁと思うことも多いですが、長くても1週間ほどで治るのが普通です。

しかし、あまりにも長いこと治らない場合は、単なる風邪じゃない場合もあります。

 

今回は風邪が長引く原因や疑うべき病気など風邪について紹介したいと思います(^^)

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そもそも風邪ってどんな病気?

 

なんとなく頭がボーとしたり、くしゃみや 鼻水が出ると「風邪引いたかな?」と思いますが、そもそも風邪ってどんな病気なのでしょうか?

 

一般的に風邪とは、鼻や喉(上気道)にウイルスが感染することで起こる急性炎症のことをいいます。

正式には「かぜ症候群」と呼ばれるもので「上気道炎」のことを指します!

 

風邪って炎症から起こるんですねΣ(・ω・ノ)ノ

 

しかし、風邪にはウイルス性と細菌性があるんです!

風邪の原因の約90%はウイルス感染です 。

そのため「風邪=ウイルス」と思う人が多いと思います。

風邪のウイルスは200種類以上あると言われ、その多くは冬場に活発になり体内に侵入してきます。

 

ウイルス性の風邪の症状は大体1週間程度で収まりますが、1ヵ月以上長引く場合はウイルス性ではなく細菌性の風邪を発症している可能性があるため、医療機関を受診しましょう!

 

また、風邪と思っていたらインフルエンザだった!ということもありますので、急に高熱が出た場合もすぐに医療機関を受診しましょう。

詳しくは普通の風邪とインフルエンザの違いを参考にしてください(^^)

 毎年12月〜1月にかけて猛威を振るうインフルエンザ! インフルエンザウイルスは強力な感染力があり、一旦流行すると年齢や性別問わず多くの人に短期間で感染が広がります。インフルエンザが流行して子供の学級が閉鎖されたということもよく耳にしますよね...

 

 

ウイルス性の風邪の特徴

 

風邪の原因のほとんどがウィルスによるものなので、ウイルス性の風邪の特徴というよりは大部分の風邪の特徴といったほうがいいかもしれません。

 

くしゃみや咳・鼻水・発熱・喉の痛み・全身の倦怠感などの症状がバランスよく出るのがウイルス性の風邪の特徴です。

 

通常の風邪であれば、2〜3日もすれば自然に治ってしまうので、特に薬などを飲む必要はなく、栄養と睡眠をしっかりとって安静にしていれば大丈夫です。

しかし、高齢者や子供など抵抗力の低い人が風邪を引いた場合は医療機関を受診した方が良いでしょう。

 

風邪は炎症が原因ですので、喉の痛みや鼻水を止めるために抗生物質を飲もう!と考える人もいますが、実はこの抗生物質が風邪の治りを悪くしているのです!

 

そもそも抗生物質はウイルスには効果がありません。

 

ですので、抗生物質を飲むと効果があるどころか副作用の方が多いという結果になってしまいます…( ꒪Д꒪)

 

そしてこの抗生物質の副作用で、風邪の治りを悪くしているのが「免疫力の低下」です。

風邪を治すために飲んでるのに免疫力を低下させてしまうなんて、なんだか意味が分からないですよね…

 

発熱が38度以下・鼻水が透明・喉の痛みや咳が軽い場合は、栄養と睡眠をしっかりとって自宅で安静にしていてOKです!

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細菌性の風邪の特徴

 

細菌性の風邪の特徴は、咳だけ・喉の痛みだけ・鼻水だけのように基本的に1つの臓器しか感染しないため、症状もどれか1つしか出ません

そして治るのに時間がかかります…

また自然に治らないため、薬を飲む必要があります!

 

細菌には、

  • 扁桃炎・中耳炎を起こす「溶連菌」
  • 肺炎や菌血症を起こす「肺炎球菌」
  • 髄膜炎を起こさせる「インフルエンザ桿菌(かんきん)」

などがあります。

 

ウイルス性の風邪にかかった後に身体の免疫力が低くなり二次感染として、細菌に感染する場合が多く見られます。

その場合、肺炎や咽頭炎も疑われ、医療機関では抗生物質による治療が行われます。

 

他にも咳だけが長期間止まらない場合は、「喘息・咳喘息」「アトピー喘息」「腹鼻腔気管支症候群」などの可能性が考えられます。

 

市販の薬だけを飲み放っておくと、重い病気になっていた!別の病気だった!ということもあるので軽く考えず医療機関を受診しましょう!

 

 

なかなか治らない原因は?

 

なかなか治らない風邪は、細菌性の風邪です。

しかし通常の風邪だと思って、市販の風邪薬などを飲むのでなかなか治らないのですね...

 

抗生物質

 

細菌性の風邪を治すために必要なのが抗生物質になります。

 

原因となる細菌を抗生物質によって死滅させるために服用するのですが、この抗生物質の副作用の1つが先程も述べたように「免疫力の低下」になります…

免疫力が低下することによって病気が治りにくくもなりますし、他の疾患を患ってしまうこともあります(-_-;)

 

 

長引く時の対処法は?

 

風邪が長引く時、どのような対処したら良いのでしょうか?

すぐに医療機関にいければいいのですが仕事の都合でなかなか行けないという場合は、以下のことを試してみてください♪

 

1.安静にして十分な睡眠をとる

先程から何度も出ているように免疫力が低くなるとどうしても治癒しにくくなります…

免疫力を高めたり疲労回復するために、しっかり睡眠をとりましょう!

 

2.バランスの良い食事をとる

風邪を治すために睡眠の次に大切なのは栄養です。

身体で作ることのないできないビタミンCや乳酸菌などを摂取するのも良いでしょう!

普段からバランスの良い食事を心がけ免疫力を高める身体作りが大事です(^^)

 

3.飲酒・喫煙を控える

風邪をひいているときに飲酒する人はほとんどいないと思いますが、喫煙ももちろん控えましょう!

鼻や喉(上気道)が炎症しているのでもちろんですよね。

 

4.ストレスを溜めない

「病は気から」「ストレスは万病の元」と言われるほど、身体にとってストレスは良くありません…

自分自身のストレス解消法を知っておきましょう♪

 

5.それでも長引く場合は医療機関を受診する

たかが風邪と思いがちですがそのままにしてこじらせてしまうと、肺炎起こしたり、最悪、死に至ることもあります。

2週間以上症状が続く場合はすぐに医療機関を受診しましょう!

 

また、風邪の時はお風呂に入らないほうがいいと言われることが多いですが、実はこれは日本だけなんです!

 

昔は母屋から離れた場所にお風呂があったり、家にお風呂がない場合は銭湯に行ったりしていたため、湯冷めする事がありました。

湯冷めをすると身体が芯から冷えてしまうので風邪の症状を悪化させてしまうことがあります…

 

湯冷めしないようにすれば体を温めるためにお風呂に入るのは大丈夫です。

しかし、熱があるときは体力が消耗される原因になるので、控えたほうが良いでしょう!

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風邪じゃないかも!?疑うべき病気

 

ただの風邪だと思っていても、あまりにも長いこと治らない場合は思いもよらない疾患の可能性もあります…

 

代表的な疑うべき病気は、

  • 溶連菌感染症
  • 肺炎・肺結核
  • 喘息・気管支炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 肝膿瘍
  • 肺がん

などです。

 

ずっと長引く症状を軽く考え、放っておくと重度の病気に発展してしまう恐れがあるので、以下の症状が続く人は注意しましょう!

 

  • 風邪薬を飲んでも症状が止まらない
  • 寝る間や早朝に特に咳がひどくなる
  • アトピーや花粉症などのアレルギーを持ち、喉に違和感や痛みがある
  • 毎年同じ時期に風邪が長引く
  • 食後に特に咳がひどくなり、胸やけなどの症状もある

 

医療機関で処方された風邪薬や市販の薬をのでも症状が治まらない場合は速やかにお医者さんに相談するようにしてくださいね♪

 

 

《まとめ》

 

いかがでしたか?

 

普段私たちが風邪だと思っているものはウイルス性のもので、細菌性のものもあるのですね!

なかなか治らない風邪は細菌性なものか疑ってみたり、他に合併症をしていないか医療機関を受診したほうがいいでしょう!

 

また、普段から「バランスの良い食事」「十分な睡眠」「適度な運動」など生活習慣にも気をかけ、風邪を引かない身体作りをしましょう(^^)

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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