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冬といえば 健康長寿の豆知識

冬に大流行するノロウイルス!原因・予防・症状について

2017/12/21

 

毎年冬になると猛威を振るうノロウイルス。

私もよく冬になると耳にするな〜程度だったのですが、この冬ノロウイルスにかかった友人が、

1日中トイレから出れないし仕事も行けず本当にしんどかった!

二度とかかりたくない!

それから毎日帰宅すると消毒・殺菌を徹底して行っている!

というのを聞いて、絶対にかからないようにしようと思いました(-_-;)

 

ノロウイルスにかかった男性

 

ノロウイルスという言葉は知ってますが、

実際どのような病気なのか?

どんな症状が出るのか?

どう予防したらいいのか?

分からない…

 

今回はノロウイルスについて皆さんの疑問を解消していきたいと思います(^^)

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ノロウイルスとは?

 

ノロウイルスとは、毎年10月頃から流行しはじめ、12月〜1月になるとピークを迎える、ウイルス性の感染症です。

乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こします!

 

冬に多発するのでインフルエンザと同じように冬場の病気と思いがちですが、年間を通して発生します。

 

ノロウイルスは人の腸管のみで増殖するのですが、乾燥に強く水の中でも長期間生存が可能なため、なかなか死なないウイルスです。

食品の中では増殖せず、体内に入ってから一気に増殖します!

また感染力が非常に強く、少量のウィルス(10〜100個)でも感染・発症をします。

 

 

ノロウイルスの症状は?

 

ノロウイルスに感染すると、24〜48時間ほどの潜伏期間を経て、感染症や食中毒を発症します。

そして、激しい嘔吐・下痢・腹痛が発生。

ときには、37〜38度ほどの発熱・頭痛・筋肉痛を伴う場合があります 。

2〜3日で回復に向かいますが、高齢者や子供の場合、1日に20回以上の下痢を起こし脱水症状になる場合もあります。

 

 

ノロウイルスの原因や感染経路は?

 

ノロウイルスは嘔吐・下痢・腹痛を起こすことから食品からの感染をイメージしますが、人から人への感染も多く、食品を取り扱う飲食店や宿泊施設などでも人の手指を介して感染したりします。

 

ノロウイルス感染経路

 

感染ルートとしては、感染者の排泄物や嘔吐物に接触して手を介して感染する「接触感染」、嘔吐物などからの飛沫を吸い込んでしまう「飛沫感染」、嘔吐した後カーペットなどの消毒が不十分で、乾燥して空気中に舞い上がったウイルスを吸い込んでしまう「空気感染」があります。

他にも、ノロウイルスに汚染された牡蠣などの二枚貝を十分に加熱しないで食べた場合やその汚染された食品を加工した時の調理器具からも感染します。

 

どこからでも感染するやん〣( ºΔº )〣

怖いですね…

 

ホテルのロビーで嘔吐した人がノロウイルスにかかっており、空気感染でその日宿泊していた人や従業員の多くがノロウイルスにかかったというニュースがありました。

ホテルのロビーってカーペットが多いですしね(-_-;)

集団感染が多いのもノロウイルスの特徴です…

 

 

ノロウイルスの保有期間

 

ノロウィルスの潜伏期間および発症期間は一般的に短く、体力のある健康な大人の場合は数日で症状がなくなったり、風邪のような症状のみでおさまることもあります。

 

しかし、ノロウイルスの感染力は発症から1週間程続き、発症後3日間は特に感染力が強くなっているため注意が必要です!

また嘔吐や下痢などの症状が治まったとしても、体内にノロウイルスは残っており、便として排出され続けるので気づかずに二次感染を引き起こしてしまう場合もあります…

 

そのため、ノロウイルス感染後5日〜1週間程度は自宅で安静にするのがいいでしょう!

インフルエンザのように何日間は家で安静にするなどの期間は設けられていませんが、ノロウイルスは感染力が非常に強く二次感染をしやすいのも特徴です。

集団感染を防ぐためにも、自分だけの問題ではなく周りの人に感染させないように意識を持つのも大切です(^^)

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ノロウイルスの予防法

 

ノロウイルスは先ほども述べたように、嘔吐や下痢などの症状が治まっても感染を引き起こします。

人から人への感染がほぼ半数というデータも出ています…

感染を防ぐためにも次のことを徹底していきましょう!

 

1.手洗いをしっかり行う

手洗いは手指に着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。

帰宅時食品を取り扱う前食事前トイレの後に手洗いを行いましょう(^^)

排泄物や嘔吐物を処理した後は特に注意です!

不十分になりがちな指先・指の間・爪の間・親指回り・手のひらのシワなども意識して手首まで洗うようにして下さいね♪

もちろん、清潔なタオルで拭いて下さい。

 

ノロウイルスの大きさ出典:http://pro.saraya.com/sanitation/noro/

 

2.食品はしっかり加工する

 人から人への感染の次に多いのが食品からの感染です。

そのほとんどが魚介類で、牡蠣などの二枚貝が多く上げられます。

 

しっかり加熱した状態であれば感染をしないので、中心部まで十分加熱処理をしましょう!

目安は、85〜90℃で90秒以上です。

しかし、高齢者や子供、大人であっても体調の悪い人が食べると感染するリスクが高まるので注意してください。

 

3.キッチンや調理器具の消毒

汚染された食品を加工したときに使う調理器具からも感染します…

包丁・まな板・鍋なども消毒しましょう!

 

熱湯消毒(85℃以上で1分以上)、次亜塩素酸ナトリウムアルコールを使って消毒をしましょう。

ただし次亜塩素酸ナトリウムは金属を錆びさせる性質があるので、調理器具によって消毒方法を変える必要があります。

 

4.身の回りのものを除菌

接触感染は手からだけではありません!

先ほど述べた調理器具もそうですが、食器ドアノブ・手すり ・イス・トイレなど家族みんなで共有するものは全て感染経路になります。

ウイルスを除去するために、アルコールで拭き取るなど消毒をしましょう!

 

 

ノロウイルスにかかってしまったら?

 

徹底して予防していてもかかってしまったらどうしたらいいのでしょう?

 

現在、ノロウイルスに効果のある抗ウイルス剤や予防ワクチンはありません。

安静にして、ウイルスが体外に排出されるのを待つしかないのです…

 

感染経路も多く、症状も多く辛いのに、薬がないなんてヒドイ(*_*)

 

ノロウィルスにかかると、ひどい嘔吐や下痢の症状が起こりますが吐き気止めや下痢止めを飲んではいけません!

嘔吐や下痢はウイルスを体外に排出するために起きているので、その働きを止めてしまうと回復が遅れてしまいます。

 

また、嘔吐や下痢がひどい状態が続くと脱水症状を引き起こしてしまうので、水分補給も忘れずにして下さい。

水分補給には、体への吸収が1番早い「経口補水液」を飲むのがオススメです。

常温または人肌程度に温めて飲むと胃腸への負担を抑えることができます。

水やお茶では体液が薄まってしまいますし、スポーツ飲料には多くの糖が含まれています。

これらを多量に摂取することによって急性の糖尿病になる危険性もあるので気をつけて下さい!

 

しかし、飲んでも吐いてしまうという場合は医療機関を受診して、点滴によって水分を補うようにしましょう。

 

 

《まとめ》

 

いかがでしたか??

 

ノロウイルスめっちゃ怖いやん〣( ºΔº )〣

というのが私の感想です...

 

ノロウイルスは感染力が非常に強いため、感染経路も多く存在します。

こまめに手洗い・除菌をして予防しましょう!

 

またかかってしまったら、激しい嘔吐・下痢に襲われます(*_*)

安静にして体内からウイルスが排出されるのを待ちましょう!

脱水症状にならにように水分補給を忘れずに。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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