新入社員に多い五月病!症状・原因・対策について
2018/01/14
5月に、少し気分が落ちたり憂鬱になったりすると「五月病(ごがつびょう)かな?」と疑ってしまいませんか?
この時期によく耳にする「五月病」ですが、実際どんな病気なのでしょうか?
今回は五月病について詳しく調べてみました!
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五月病とは...?
五月病とは、5月になると気持ちが沈むという特有な病気というイメージでした。
しかし、5月に気持ちが沈む理由がちゃんとあるんです!
日本では4月から新年度がスタートすることが一般的で、入学や就職・異動・一人暮らしなど新しい環境になるという人も多いでしょう。
新しい環境に期待でワクワクする毎日を過ごす人が多いですよね(^^)
新しい環境に対応しようと一生懸命になったいたら4月はすぐ終わってしまったという人もいると思います。
しかし、この大きな環境の変化に対応できないという人も…
そして気づいたらゴールデンウィークという大型連休。
ふっと気を抜いたら4月の疲れが一気に出たり、連休の影響で学校や職場へ行く気が失せてしまったり…
そうしてゴールデンウィーク明けごろから原因不明な体や心の不調を起こすことを「五月病」と呼びます。
特に新入社員や大学の新入生などに多くみられるのですが、「五月病」とは病気ではありません!
お医者さんに行くと「うつ病」や「適応障害」という病名で診断されることが多いようですが、これもお医者さんが勝手に付けた病名でしょう(´-ω-`)
五月病の症状
どのような症状があるのでしょうか?
<精神的な症状>
- 抑うつ
- 不安感
- 焦りや苛立ち
- 無気力感
<肉体的な症状>
- 胃の痛み
- めまい
- 動悸
- 息苦しさ
- 食欲不振
- 不眠
うつ病に似た症状ですね!
しかし、気付かないという人も多いようです(´-ω-`)
チェックリスト
次の項目が当てはまる人は五月病の可能性が高いです…
□ 他人と会うのがめんどくさい
□ ネガティブに考えてクヨクヨ悩む
□ 睡眠不足が続く
□ 服装やメイクに気を遣うのがめんどくさい
□ 通勤通学途中に体調が悪くなる
□ 好きだった趣味や雑誌・テレビなどに興味がなくなった
□ 朝になると行きたくなくなり、遅刻や欠勤が増える
□ 仕事のミスが増え、効率が落ちた
6つ以上当てはまる人は要注意!
五月病にかかっている可能性が高いです(´-ω-`)
3ヶ月以上症状が続くようなら、お医者さんを受診してみましょう!
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原因はなに?
五月病の原因は、主に「ストレス」です。
4月から新年度がスタートし、新しい生活や新しい人との出会い、学校や職場など場所の変化など様々な新しいことが一気に訪れます!
何とかその新しい環境に対応しようとするのですが、それはとてもストレスになるのです(´-ω-`)
誰でもそうだと思いますが、気心知れた人と食事に行くのと初めての人と食事に行くのとでは気の遣い方が全然違いますよね。
それと同じで新しい人や慣れない場所では気を遣いストレスを感じてしまいます…
五月病になりやすい人は?
五月病の原因はストレスなのでそのストレスをきちんと発散できる人であれば問題ありません(^^)
しかし、ストレスを感じてることに気がつかなかったり発散できない人はどんどん溜め込んでしまい五月病になってしまいます…
- 几帳面できっちりしてる人
- 真面目な人
- 完璧主義な人
- 責任感が強い人
- 内向的で感情を表に出さない人
- 周りの目を気にする人
几帳面・真面目・完璧主義・責任感が強いというのは一緒に仕事をする面では良いのですが、本人は何かできない事があるとフラストレーションが溜まってストレスになってしまうということがあります。
また自分の意見を言えないというのもストレスが溜まります…
新しい環境に対応するというのは、今までなかったものを受け入れるということになるので、それが苦手な人はストレスに感じるでしょう…
五月病にならない対策は?
五月病の原因はストレスので、「ストレスの発散」が対策になります(^^)
ストレスを感じないという人も、感じないだけで溜まってはいるので定期的に発散する何かをするといいでしょう!
人によってストレス発散方法は違います♪
運動したり、歌を歌ったり、趣味に没頭したり…
簡単に言えば、「自分の好きなことをする」というのがストレス発散に繋がります(^^)
どうやってストレス発散をしたらいいのか分からないという人は以下の方法を試してみて下さい♪
①何もしないでボーッとする
ストレスを感じているときは、自律神経の交感神経が緊張している状態です。
この緊張を解すために少しでもリラックスする時間を持ちましょう(^^)
5分・10分でもいいので、ベットにゴロンとなって何もしないでボーッとしてみて下さい。
合わせて腹式呼吸やストレッチなどをしてもいいですね♪
②運動をする
時間があるときは、ぜひ運動してみて下さい(^^)
ウォーキングなどの大きな筋肉を使う運動は「セロトニン」という気持ちを明るくする神経伝達物質の分泌を高めてくれます♪
セロトニンが不足すると不眠や交感神経の緊張にも繋がってしまいます…
③リラックスを促す香りを嗅ぐ
嗅覚は五感の中でも最もストレートに脳に作用し、感情に働きかけます。
つまり、香りで気分を左右出来るのです♪
<リラックス効果のある香り>
- ラベンダーオ
- レンジスイート
- ゼラニウム
- イランイラン
- カモミール
など…
リラックス効果がある香りはたくさんあるので、その中で自分の好きな香りを選んでみてください(^^)
リラックス効果があるといっても自分の好きな香りでなければ、リラックスできませんからね…
④カフェインやタバコを控える
カフェインやタバコは交感神経を興奮させてしまうので、ストレス症状を悪化させてしまいます(´-ω-`)
最近イライラするな…という時どうしてもタバコやアルコールを摂取しがちですが、逆効果なので気をつけて下さい!
《まとめ》
いかがでしたか?
新入社員や新入生に多い「五月病」
憂鬱で何もやる気が起きなかったり、食欲不振や不眠という症状がでますが、その原因は新しい環境に対応できないストレスからくるものです。
ブルーマンデーやサザエさん症候群という言葉があるほど、休みの次の日は仕事や学校に行きたくないもの(´-ω-`)
それが大型連休のゴールデンウィーク後、しかも慣れない環境となると行きたくないという気持ちは増幅するのでしょう...
日頃からストレスを溜め込まないように、自分のストレス発散方法を知っておくといいですね(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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