厄払いはいつ行くの?時期や服装・マナーについて
2019/01/27
厄年になると気になるのが「厄払い」です。
何かあってからでは困るし 、防げるのなら事前に防ぎたいという思いから厄払いに行こうと思う人も多いと思います。
特に女性の厄年は周りを巻き込むと聞きますし…(-_-;)
しかし実際行こうと思うと、
いつ行けばいいのか?
どこに行ったらいいのか?
祈祷料はいくら包んだら良いのか?
どういう服装で行ったら良いのか?
など疑問がたくさん出てきます。
今回は、厄払いについて様々な疑問にお答えしようと思います♪
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厄払いとは?
厄年の期間に何事も起こらないようにと神社でお祓いを行ってもらうことが厄払いになります。
厳密な区別はありませんが、寺院で行う場合は基本的に厄除けと言います(^^)
そもそも厄年って何なのでしょうか?
厄年とは、人生の中でも何らかの災厄が多く降りかかりやすいとされる年齢のことで、男女ともに体力や気力がガタッと衰える時期や家庭や社会生活の中で転機を迎える時期を厄年といいます。
男性と女性ではそれぞれ厄年の歳が違い、年齢は数え年で数えられます。
厄年の年齢についてや女性の気になる結婚・妊娠・出産についてはこちらで詳しく紹介しています(^^)
厄払いはいつ行けばいいの?
厄年は、前厄・本厄・後厄と3年間あります。
この3年間毎年行くという人もいれば、本厄だけ行くという人もいます。
また、厄年なんて何の根拠もないから厄払いに行かないという人もいます。
これは個人の判断になりますので、必ずこうした方が良いというものではありません。
しかし、「病は気から」とも言いますし、くよくよ悩んだりするくらいなら厄払いをした方がいいと私は思います(^^)
厄払いをして事前に災厄を防げるのであれば、それはそれで越したことはないですしね!
では、いつ厄払いに行ったらいいのか?という事ですが、
- 年の節目である新年正月元日に行う
- 年の節目を旧正月と考え、厄年の区切りも旧正月からとし節分に合わせて行う
- 年始から節分までに行う
というのが一般的です。
地域によっても異なるため、必ずしもこの時期にやらないといけないというわけではありませんが、年始から節分(立春の前日)までに行う人が多いようです。
また、この時期を過ぎてしまったから厄払い出来ないというものでもありません。
厄払いは神社で年中行われていますし、厄年を無事に乗り切るために祈願するというのが本質ですので、自分の行けるタイミングで行っても何も問題はありません。
しかし時期がずれる場合は、念のため事前に神社に確認してから行くようにするのがオススメです。
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仏滅に行っても大丈夫?
厄払いに行く日を決める際に、「仏滅より大安など縁起がいいと選んだほうがいいのかな?」と悩む人もいます。
仏滅や大安となどは「六曜」と言われ、大安・友引・先勝・先負・仏滅・赤口の6つをさし、それぞれ意味を持っています。
大安(たいあん)
大いに安しの意味で万事に用いて吉。特に婚礼に良い。
友引(ともびき)
凶事に友を引くと言う意味があるので葬儀は慎む日とされる。その他には、何事も引き分けで勝負のつかない日。朝晩は吉、正午のみ凶。
先勝(せんしょう・さきかち)
先ずれば勝つ。午前中は吉、午後は凶。早ければ良い。万事に急ぐことが良い。
先負(さきまけ・せんぷ)
先勝の逆で先ずれば負ける。勝負事や急用はなるべく避け、万事控えめの方が良い。午前中は凶、午後は吉。
仏滅(ぶつめつ)
仏も滅亡するような最悪の日。すべてに凶。特に婚礼等の祝儀は良くない日。
赤口(しゃっこう・せきぐち)
正午のみ吉であとは凶。祝い事は大凶とされている。火の元に気をつけようとも言われ、赤は血を連想させるので大工・板前など刃物を使う人は要注意とされる日。
婚儀や葬儀など冠婚葬祭の際は気にする人が多いようですが、厄払いの行く日は気にする必要はありません。
気になるようでしたら、六曜の意味も捉えて良い日取りで行くのも良いでしょう(^^)
喪中のときは...?
喪中とは、近親者が亡くなった時一定期間故人の冥福を祈って慎ましく生活することをいいます。
年賀状を出してはいけないという風習が広く普及しているため、
めでたい行事は慎むべきでなないのか?
初詣にも行かない方がいいの?
そしたら厄払いも行ったらいけないの?
と悩む人もいるのではないでしょうか?
これは、寺院か神社か、喪中か忌中かで変わってきます。
忌中とは、近親者が亡くなった時に喪に服する期間で、亡くなった人との血縁関係でその期間が決まります。
四十九日で忌中が終わる(忌明け)とするのが一般的です。
神社は「死」を「穢れ」と考えることが多く、宗派によっても考え方が違うため忌中だと参拝出来ない場合もあります。
逆に寺院は「死」を「穢れ」とは考えていないため、喪中や忌中という考え方もありません。
厄払いに行きたい神社に直接問い合わせるのが確実でしょう。
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厄払いに行くときの服装は?
厄払いの服装については、特に決まりはありません。
しかし、神様や仏様に失礼のない服装にすべきというのが一般的です。
男性:スーツにネクタイ
女性:スーツにワンピース、襟付きの洋服など
男性の場合、スーツの色は濃い紺色か黒色、ネクタイは派手な色や柄でないもの、ワイシャツは白色、靴は革靴にします。
女性もスーツの色は男性同様で、スカートは丈が短すぎないもの、高いヒールではなくローヒールを選びましょう。
普段着で厄払いを受ける人も多いですがその際も派手すぎない露出の少ない服装を選んだ方が良いでしょう。
ただし、ジーパンは不可の場合もあるため心配な人は神社に問い合わせてみて下さい。
祈祷料の相場は?
厄払いをしてもらうには、神社・寺院どちらにしろ祈祷料が必要です。
神社:初穂料(はつほりょう)
寺院:御布施(おふせ)
と言います。
大きな神社であれば3,000円・5,000円・7,000円・10,000円など事前に金額が提示されていることもあります。
そうでない場合、事前に電話で確認する人も多いようですが「お気持ちでお願いします」と言われてしまいます…
そのお気持ちがいくらか知りたいから電話したんですが…(-_-;)
厄払いの祈祷料は3,000〜10,000円が相場で、5,000円包んでおけば失礼のない金額です。
そして、金額よりも重要なのが祈祷料を入れる袋です。
紅白の水引きがかかった通常ののし袋を使用し、新札を入れるのがマナーとなっています。
中袋がある場合は、表面に金額を、裏面左下に住所と名前を縦書きで書きます。
中袋がない場合は、裏面下部に金額を書きます。
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人気の厄払い神社・寺院
基本的には地元の氏神様のところへ行くのがいいでしょう。
大きい神社・寺院だから厄払いのパワーが強いとか、小さい神社・寺院だとあまり効果がないとかいうことはありません。
しかし、せっかく厄払いをするのであれば有名なところに…と思う人も多いのではないでしょうか?
そこで関東と関西でそれぞれ有名な厄払いをしてくれる神社・寺院をご紹介します♪
【関東】 川崎大師 平間寺(千葉県)
川崎大師 平間寺は、災厄を消除する厄除け大師と知られており、真言宗智山派の関東三大本山の1つです。
ここでの厄払いは護摩祈祷(ごまきとう)と呼ばれ、川崎大師独自の秘法なんだそうですΣ(・ω・ノ)ノ
厄払い情報
予約:不要
当日、大本堂に向かって右側にある「お護摩受付所」にて申込
祈祷料:5,000〜30,000円
お護摩の種類によって金額が変わります
時間:6:30/9:00/10:30/11:30/13:00/14:30/15:30
曜日や日によって異なるためこちらでご確認下さい(^^)
基本情報
所在地:神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
問合先:044-266-3420(9:00〜16:00)
アクセス:京急川崎大師駅から徒歩8分
【関西】門戸厄神 東光寺(兵庫県)
あらゆる災厄を打ち払うとされる厄神明王が祀られております。
日本中には多くの厄除神社・寺院がありますが、その中で三大厄神が石清水八幡宮(京都府)・天野明神(和歌山)そして門戸厄神東光寺になっています(^^)
しかし、空海が作った厄神明王像は3台のうち、現存するのは門戸厄神東光寺のみなのです!
厄払い情報
予約:不要
予約は受付てないので、当日寺務所にて申込(9:00〜16:00)
祈祷料:5,000/10,000円
祈祷の種類によって金額が変わります
特別祈祷は、本堂にてお祓いを行います
時間:不明(おそらく1時間に1回)
曜日や日によって異なるため問い合わせて確認した方が良さそうです…
もっと詳しい門戸厄神の厄払いについてはこちらをどうぞ!
実際に行って色々聞いてきました(^^)
基本情報
所在地:兵庫県西宮市門戸西町2-26
問合先:0798-51-0268
アクセス:阪急門戸厄神駅から徒歩10分
《まとめ》
いかがでしたか?
厄払いを受けに行く際の疑問は解決しましたか?
もちろん必ず厄払いしないといけないというものではありませんが、厄年を気にして不安になるくらいなら厄払いをしてスッキリしときましょう(^^)
初詣と一緒に厄払いもすれば、新年早々気も引き締まって良い1年が過ごせそうですね♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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