女の子の初節句♪お祝いはどうしたらいいの?相場やマナーについて
2019/01/20
3月3日は桃の節句は女の子、5月5日は端午の節句は男の子、それぞれをお祝いをする日です(^^)
特に子供が生まれて初めて迎える節句は「初節句」と言われ、一生に一度の大切なお祝いでもあります。
しかし、大切なお祝いとなると
どんな事をしたらいいのか?
雛人形はどうしたらいいの?
お祝い金っていくら?
と疑問もいっぱい…
なんせ、親も初めての人が多いですからね!
今回は女の子の初節句のお祝いの仕方・お祝い金の相場・マナーについてまとめてみました(^^)
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初節句とは?
初節句とは、子供が生まれて初めて迎える節句のことで、女の子は3月3日(桃の節句)、男の子は5月5日(端午の節句)になります。
それぞれ、我が子の健やかな成長と幸せを願う大切な行事です (^^)
古来より日本では季節の変わり目を「節目」とし、その中でも重要な節目を「節句」としていました。
この節句の内「重要な年中行事」として江戸時代の初期に「五節句」が制定されました。
五節句とは、人日(じんじつ、1/7)・上巳(じょうし、3/3)、端午(たんご、5/5)、七夕(しちせき、7/7)、重陽(ちょうよう、9/9)の5日を指し、ひな祭りは上巳の節句が起源になっています。
生まれてすぐの場合は?
生後1〜3ヵ月以内に初節句がくる場合は、初節句のお祝いは翌年でも構いません。
生まれてすぐだと準備もそうですが、子供と母親の体調を配慮して翌年に初節句をするのが一般的です♪
翌年ゆっくりひな人形を選んだり、お祝いを計画する方が負担も少なくいいでしょう(^^)
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女の子の初節句は何をするの?
女の子の場合は雛人形を飾り、両親や親族を招いてお祝いの膳を囲みます。
最近では、健やかな子供の成長を祈願して神社に祈願・祝詞を上げに行く人も増えていますし、お祝いに写真館などで記念撮影をする家族も多く見られます。
お祝いの膳とは?
ひな祭りのお祝いの膳として用意したいものは「ちらし寿司」と「ハマグリのお吸い物」です!
他にも「菱餅」や「ひなあられ」があるとよりいいでしょう(^^)
これらのひな祭りの定番メニューは、それぞれ縁起の良い意味が含まれており、我が子に対する愛情がとても感じられます。
詳しくはひな祭りの行事食を参考にして下さい♪
雛人形は誰が贈るの?
ひな祭りに欠かせない「雛人形」ですが、誰から子供に送るのでしょうか?
節句の飾りは、祖父母が外孫に贈るのが正式とされているので、「母方の祖父母」が贈るものとなります。
しかし、現代では節句飾りは高価な物が多いため、両家の祖父母で金額的な負担を分担して贈る場合が多いです。
また自分達で購入して両家から現金を贈るなど、特に母方にこだわることはなくなってきています。
可愛い孫のために贈る初めてのプレゼントは立派なものを!と考える方が多いですが、住宅事情も昔と違うため、七段飾りなどの大きなお雛様を飾れない事が多いです…
部屋に飾れるサイズの物や好みを聞いて、しっかり相談して購入するのがいいでしょう!
近くに住んでいれば、一緒に選びに行ってもいいですね(^^)
二人目も女の子の場合は?
上巳の節句では、人形(ひとがた)に厄をうつして川に流すという厄払いをしていました。
これを飾るようになって、どんどんきらびやかになり現在の雛人形になったのです。
ですので、雛人形は我が子の厄を代わりに引き受けてくれるものとして考えるられているので一人に対して一つになります。
しかし、二人目も女の子だったら?
一家に2つ雛人形??
けど、妹の雛人形はないというのはかわいそう…
ってなりますよね(-_-;)
長女が親王飾り(男雛と女雛がペアになっている雛人形)だったら、次女には官女を買い足して段飾りにし「二人のお雛様だよ」とするのがいいでしょう!
しかし、既に三段飾り以上の立派なものを持っているのであれば、別のタイプの雛人形や市松人形を贈ることが多いようです。
市松人形...私は怖いんですよね(-_-;)
雛人形を贈る時期は?
雛人形を贈る時期は、2月初め頃がいいでしょう!
雛人形を飾るのに適した時期は、節分の次の日(立春)から2月の中旬までとされているからです。
遅くてもひな祭りの1週間前(2月24日まで)には飾るのが良いでしょう!
その中でも「大安(たいあん)の日」「立春」「雨水(うすい)の期間」に飾るのがいいとされます(^^)
2019年雛人形を飾るのに適した日
大安の日:2/9(土)・2/15(金)・2/21(木)・2/27(水)
立春:2/4(月)
雨水の期間:2/19(火)〜3/5(火)
上記に合わなくても
- 天気がいい日
- 家族揃って飾り付けできる日
であれば大丈夫です(^^)
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初節句のお祝い金相場は?
初節句のお祝い金の相場をご紹介します!
祖父母(父方):50,000円〜
祖父母(母方):100,000円〜(節句の飾り)
親王飾り:約50,000円〜
三段飾り:約100,000円〜
七段飾り:約200,000円〜
兄弟:5,000〜10,000円+お祝いの品物
その他親戚:5,000〜10,000円+お祝いの品物
友人・知人:3,000〜5,000円
※お祝い金の金額ですが、4 (死)や9 (苦)のつく数字は縁起が悪いので、避けるようにしましょう
あくまで相場ですので、必ずこの金額という訳ではありません。
家族や親戚同士で話し合って金額を決めてしまってもいいかもしれませんね(^^)
ご祝儀袋の書き方は?
ご祝儀袋は、紅白の蝶々結びのものを用意しましょう!
何度でもきていいお祝い事は蝶々結び、逆に1度だけにしたほうがいいことは結び切りといった先端が切れたものと覚えておくとわかりやすいです(^^)
のし(表書き)の上の部分には、「御祝」「初節句御祝」と書き、下の部分に「贈り主の氏名」を書きます。
夫婦連名の場合は、右側に夫の氏名、左側に妻の氏名を書きましょう。
基本的にボールペンや鉛筆を使わず、筆ペンを使います。
お祝いの品物って...?
兄弟や親戚が送って喜ばれるお祝いの品物をご紹介します!
初節句のお祝いは、子供が主役なので「子供が使えるものや喜ぶもの」を選んでプレゼントしてあげて下さい(^^)
【おもちゃ】
女の子には、かわいいお人形やぬいぐるみなどが人気です♪
また最近では、ブロックや積み木などの知育玩具なども人気があります!
【洋服】
子供は、洋服を汚すことが多いので何枚あっても困る事はありません。
また子供の成長はとても早いので、少し大きめのサイズで選ぶと喜ばれるでしょう♪
いつ渡すの?
雛人形は2月の初め頃でしたが、初節句のお祝いは当日までに渡せれば問題ありません。
初節句のお返し(内祝い)はどうしたらいいの?
お祝いとして贈り物やお金をいただいた場合、頂き物の半額程度になる品物でお返しをするものが基本的な考えです。
これを「半返し」といいます。
しかし、初節句は一緒にお祝いの膳囲むことが、お祝いを頂いたお返しとなります。
ですので、初節句のお祝いを頂いたらお祝いの席に招待しましょう!
遠方でお招きできない場合は、「内祝い」としてお菓子などを送ります。
これは半返しの考え方で、半額位の金額のものが良いでしょう!
お礼状や初節句の写真を添えると相手にも喜ばれますよ(^^)
お礼の品は、3月中には先方に届くように贈るようにしましょう。
のし紙は、祝儀袋と同じ紅白の蝶々結びで、上の部分に「内祝」、下の部分には「子供の名前」を書きます♪
《まとめ》
いかがでしたか?
初節句は、子供の健やかな成長と幸せを願う大切な行事です。
いつの時代も子供の成長を願う気持ちは変わりませんね。
しかし、昔からある行事だからこそ、分からないとこやトラブルも多いはず…(-_-;)
どのようなお祝いをするか?
誰が雛人形を贈るか?
どんな雛人形の贈るのか?
家族同士でしっかり話し合って決めておいたらいいですね!
みんなで初めての節句を仲良く楽しくお祝いしてあげましょう(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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