12月が旬の野菜・魚・果物
2018/06/29
12月は「師走」と言われるくらい慌ただしく過ぎ去っていきますよね(^^;)
お歳暮にクリスマス、忘年会、大掃除、年賀状やお正月の準備...
忙しいのに加え冬本番にもなり毎日寒い日が続きます。
風邪やインフルエンザも萬栄する季節になるので、しっかりと栄養のあるものを食べて予防しましょう!
栄養があるものと言えば、やはり旬の食材です(^^)
12月の旬の食材はどんなものがあるのでしょうか?
最近は年中出回っているものも多いので分からない...
今回は12月が旬の野菜・魚・果物をご紹介します\(^o^)/
12月が旬の野菜
菠薐草(ホウレンソウ)
まずこんな漢字を書くんだ!というカンジです(笑)
ほうれん草の旬は、11〜1月の晩秋から冬にかけて。
霜に触れると甘さが増すので、あえて寒い環境で栽培した寒じめほうれん草(縮みほうれん草)という品種もあります。
他にもサラダ用赤軸ほうれん草・サラダほうれん草などがあり、一言でほうれん草と言っても色々な種類があります!
ほうれん草は栄養が豊富な野菜の代名詞で、鉄分をはじめ多種多様なミネラル類、カロテン、ビタミンC、葉酸を多く含み、造血作用があります。
ほうれん草の花言葉は「健康」というんですよ(^^)
大根(ダイコン)
大根の旬は11〜2月頃。
大根は品種改良も行われているため品種が多く、年間通じていつでも手に入れることができます。
寒い時期のほうが甘みがありみずみずしく、春夏は辛味が強い傾向にあります。
現在国内で出回っている大根のほとんどは「青首大根」で、葉に近いほど甘く、下にいくほど辛味が強いのが特徴です。
大根には消化酵素がであるアミラーゼが豊富に含まれており、腸の働きを整えてくれます。
忘年会やクリスマス、年末年始などで食べ過ぎや胃もたれの際には大根おろしが効果的です♪
他にも大根の辛味成分であるイソシアネートには血栓を防止や解毒作用、がん予防の効能があります!
白菜(ハクサイ)
白菜の旬は11〜2月でお鍋の美味しい季節になります(^^)
冬を代表する野菜と言えますよね!
霜が降りると甘みが増し、柔らかくなるので冬が1番美味しい時期になります。
白菜は95%が水分ですが、栄養価は意外と高いんです♪
カリウム、マグネシウム、鉄といったミネラル類や美肌や風邪予防にも効果的なビタミンC、先程もでてきたイソシアネート、食物繊維など種類も豊富に含まれています。
加熱するとかさが減りたくさん食べれるので栄養もたっぷり摂ることができますよね!
白菜は糖質も少ないのでダイエット中の人にもおすすめです\(^o^)/
食物繊維が多いので満腹感も得やすいですし、鍋だけでなく煮物やキムチ、炒め物など色んな食べ方ができるので飽きずに食べることもできますよね♪
12月が旬の魚
蛸(タコ)
たこの旬は種類や地域によって異なります。
大きく分けると「ミズダコ」と「マダコ」に分けられ、「ミズダコ」は夏、「マダコ」は夏と冬が旬です。
マダコはおでんの時期が1番美味しい時期になります(^^)
たこは餌の種類によって味が変わるって知ってましたか?
そのため生息地域によって味が異なるんです!
マダコはミズダコよりも高級と言われており、特に南三陸志津川湾のマダコはアワビを餌として食べているので歯ごたえがしっかりしていて最も美味しいと言われています♪
アワビが餌って贅沢ですよね(笑)
新鮮なたこを塩ゆでして刺身にしたり、しゃぶしゃぶにすると最高の贅沢料理ですよね!
他にも酢の物やサラダ、たこ焼きなど幅広い料理に利用されます。
たこは高タンパク・低糖質でダイエットにはピッタリの食材\(^o^)/
タウリンや亜鉛、ナイアシンなどもたっぷり含まれています♪
牡蠣(カキ)
牡蠣にもたくさん種類がありますが、一般的に牡蠣と言うと「真牡蠣」を指します。
国内で最も流通している牡蠣です♪
この真牡蠣の旬は11〜2月の冬の時期です。
夏は菌の繁殖が活発になり食中毒の危険性があるため食べるのを避けたほうがいいでしょう。
しかも産卵期で身が痩せて美味しくもありません...
しかし、日本海側で養殖されている「岩牡蠣」は6〜8月の夏に旬を迎えます。
牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど栄養が豊富で、亜鉛に至っては全食品でトップの含有量を誇ります!
他にも鉄分、銅、カルシウム、マグネシウムといったミネラル類、ビタミンB12、タウリン、グリコーゲンが豊富に含まれています。
蟹(カニ)
カニにも色々種類がありますが、タラバガニの旬は10〜2月、ズワイガニの旬は11〜4月、毛ガニの旬は9〜3月といずれも秋から冬にかけて旬を迎えます。
カニは資源保護のため漁期が決められています。
旬である冬に解禁になり、正月明けまで漁が続きます♪
タラバガニ、毛ガニ、花咲ガニ、渡り蟹などは北海道産が多いです。
カニには貧血を予防するビタミンB12や強い抗酸化力のあるビタミンEが豊富に含まれています(^^)
他にも銅や亜鉛といったミネラル類やタンパク質も豊富です!
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12月が旬の果物
柚子(ユズ)
ゆずの旬は11〜1月。
青ゆずは8月の夏が旬で「柚子胡椒」として使われます。
ゆずのように酸味が強く生食に不向きな柑橘類を「香酸柑橘」と呼びます。
レモン・金柑・かぼす・すだち・シークワーサー・ライムなども仲間です。
確かにそのまま食べると言うより果汁をジュースや調味料として使うことが多いですよね!
10月を過ぎると黄色く熟したものが出回り、独自の爽やかな香りと果皮の色合いで薬味としても重宝されます(^^)
冬至にはゆず湯としても使われ、血行を促進して冷え性の緩和をしたり、体を温める効果で風邪予防にもなるんですよ♪
ゆずにはビタミンC・クエン酸・ビタミンEが豊富でアンチエイジングに効果的!
クエン酸は疲労回復や二日酔いにも効果的なので、忘年会など飲み会が多いこの時期に嬉しい効能です。
ゆずの栄養は果汁よりも果皮に多いんです。
ビタミンCは4倍、ビタミンEと食物繊維は17倍、カルシウムは2倍など...
すりおろしたり、マーマレードにするなどして果皮も積極的に摂るようにしましょう!
檸檬(レモン)
国内産のレモンは10〜3月の秋から春にかけてが旬。
10〜12月に収穫されたレモンはまだ緑色で、12〜3月の時期には黄色く色づいたレモンが収穫されます!
国内産のレモンは数が少なく、販売されているほとんどが輸入物。
大半がアメリカで、次いでチリからの輸入が多いです。
そのため通年通して出回っており、旬を感じにくい...
ゆず同様、ビタミンC・クエン酸・ビタミンEが豊富に含まれています(^^)
中でもビタミンCは柑橘類トップの含有量を誇ります♪
レモン=ビタミンCというイメージも強いですよね。
レモンの果皮にはポリフェノールも豊富で血管を丈夫にして動脈硬化や高血圧の予防をしたり、腸内で脂肪の吸収を抑える働きもあります!
《まとめ》
いかがでしたか?
どれも鍋やおでんに合う冬にピッタリの食材ばかりでしたね(^^)
12月は何かと忙しい時期です...
それに加え風邪やインフルエンザが大流行(´-ω-`)
体調を崩している暇はありません!
旬の食材を積極的に食べて疲れにくい&病気になりにくい身体を手に入れましょう♪
健康で元気に新年を迎えてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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