退職で頂いた餞別のお返しは必要?
2018/04/13
春は入学や就職といった出会いの季節でもありますが、卒業・転勤・退職 といった別れの季節でもあります。
慣れ親しんだ仲間や環境から離れる寂しさ、皆さんの温かい気持ちに涙が出てしまうということも(;_;)
餞別(せんべつ)を頂いた際も色々考えてもらって有難いなと感激しますよね。
とても嬉しかったのでお返しをしたいなとも思いますが、
そもそも餞別にお返しは必要なんでしょうか?
逆に渡すとマナー違反?
いくらくらいのものがいいのか?
などなど、疑問もたくさん出てきます(´-ω-`)
今回は、退職で頂いた餞別のお返しについて疑問にお答えしようと思います♪
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お返しは必要?
餞別は、旅立つ人に対してはなむけの気持ちを込めて「二度と会えない」ことを前提に贈られていました。
その為、餞別のお返しは不要とされています!
何もお返しをしなくても、無礼・マナー違反と思われることはないでしょう。
むしろ、「今までありがとう」「お疲れ様」「新しいところでも頑張って」という気持ちを込めて餞別を渡すのに対して、お返しを期待してる人の方がどうなの?と思いますが…
しかし、お返しをしたからといってマナー違反ではありません。
最近では便利な世の中になったため、昔のように「今生の別れ」になる事は少なく、遠く離れた地からでもお返しを贈ることが可能になりました。
その為、退職後何かの折にお返しを贈る人も増えています。
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何をお返ししたらいいの?
やはり、何もなしでは気が引けるのでお返しをしたい!と思っても何をお返ししたらいいのか悩んでしまいます…(´-ω-`)
職場のみんなで餞別をいただいた場合と個人的に餞別をいただいた場合によってお返しする品を変えた方がいいと思います。
基本的には、残らないもの(お菓子・コーヒー・紅茶など)がいいとされます。
数がたくさんあって個別包装されているものだと、みんなで分けやすいので好印象です(^^)
お菓子の場合は日持ちする焼き菓子がいいでしょう!
賞味期限が切れてしまって行き届かなかったということがあってはいけません。
そして、1番避けたいのが「足りない」ということ…
人数より余裕を持った数のものを選び、確実に全員に行き届くようにしましょう(^^)
個人的に餞別を頂いた場合の方がお返しをしたいと思われる人が多いと思います。
お返しする品は相手が好みのものや、ステーショナリー・ハンドクリーム・マグカップなど普段使えるものが喜ばれるでしょう♪
もちろんお菓子やコーヒーでもいいですよ(^^)
金額の相場は?
昔から日本には「半返し」という習慣があります。
これは頂いた金額の半分程度になる品を返すというもの。
結婚祝いや出産祝いをもらった時に「内祝い」としてお返ししますよね?
これも「半返し」の習慣です。
何度も言うように餞別にはお返しの習慣はありませんが、お返しをする場合は「半返し」の考えに基づいて半額〜1/3程度の金額のものを選ぶといいでしょう(^^)
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餞別のお返しに熨斗(のし)は必要?
餞別のお返しには必ず熨斗を付けないといけないというものではありません。
しかし、餞別をもらった際に熨斗が付いていたのであれば付けていたほうが丁寧でしょう(^^)
お返しの熨斗を付ける場合は、
水引は「紅白の蝶結び」
表書きは「お礼」「御礼」「粗品」など
とします♪
いつまでにお返しするべき?
お返し自体が必ずしないといけないものではないので、必ずいつまでに!という期日はありません。
新しい職場や環境に慣れて落ち着いた頃に贈るのがいいでしょう。
目安としては1ヶ月以内です♪
一緒に近況報告を含んだお礼状を添えるといいですね(^^)

《まとめ》
いかがでしたか?
退職で頂いた餞別のお返しは、必ずしないといけないというものではありません!
しかし、最近ではお返しをする人も多いのでその際はマナーを守り喜んでもらえるものを贈りたいですね(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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