バレンタインデーの由来!なぜチョコを贈るの?
2017/11/05
2月14日はバレンタインデーですね!
学生の頃は好きな人にチョコを渡すのにドキドキしたり、男性ははたまた貰えるかドキドキしたり一大イベントですよね♪
百貨店には特設会場が設置されて、この時期にしか手に入らないチョコレートがあったりするので、チョコを選ぶのも楽しみの一つです(^^)
しかし、
バレンタインデーってそもそもどんな日なのでしょうか?
なぜチョコを贈るのか?
日本のイベントではないことは分かりますが、意外と知らないことがいっぱい…
今回は、そんなバレンタインデーについてお話ししようと思います♪
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バレンタインデーとは?
バレンタインデーとは、英語で「Saint Valentine's Day」と書き、「聖バレンタインの日」という意味です。
ということは、バレンタインさんの日...
バレンタインって人だったんだΣ(・ω・ノ)ノ
バレンタインって誰?
バレンタインデーのバレンタインさんとは、3世紀頃のキリスト教の聖職者です。
正式には、ウァレンティヌス(Valentinus)です。
当時のローマ帝国皇帝:クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、兵士たちの婚姻を禁止してしまいました。
キリスト教の司祭であったウァレンティヌスは、愛する人と結ばれないことに嘆き悲しむ兵士たちを見て、かわいそうに思い内緒で結婚式を行なっていました。
しかし、それが皇帝の耳に入ってしまい大惨事を招いてしまいます…
怒った皇帝は、二度とこのようなことをしないようにとウァレンティヌスに命令をしましたが、ウァレンティヌスは全く聞きませんでした。
そこで投獄されていまい、ついには処刑されてしまいました〣( ºΔº )〣
この処刑の日が2月14日でした。
ウァレンティヌスは恋人たちのキューピッド的な存在たったんですね♡
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バレンタインデーの由来
バレンタインデーとは、ウァレンティヌスが殉職した日。
しかし、なぜ2月14日だったのでしょうか?
古代ローマ時代、2月14日は家庭と結婚の女神であるユノの祭日でした。
そして、翌2月15日は豊穣(ほうじょう)の神マイヤを崇拝するルペルカリア祭の始まる日でした。
当時、若い男女は別々で生活をしていましたが、このルペルカリア祭の間は若い男女がペアになり一緒に生活することが定められていました。
祭りの前日(2月14日)に女性達は名前を書いた札を桶の中に入れ、翌日(2月15日)に男性が1人1枚づつ引いてパートナーが決まります。
ルペルカリア祭でペアになった男女は、多くがそのまま恋に落ち、結婚したといわれています。
ウァレンティヌスが死刑された日は、ユノの祭日であり、多くのカップルを生んだルペルカリア祭りの前日(2月14日)があえて選ばれました。
ルペルカリア祭りの生贄にされたとも言われます…〣( ºΔº )〣
なぜバレンタインデーにチョコなの?
バレンタインデーには女性から男性にチョコを贈るとされますが、なぜチョコなのでしょうか?
このような習慣は、日本独自のものになり昭和30年代に入ってからのことだと言われます。
1958年2月に東京都内のデパート(伊勢丹新宿本店)で開かれたバレンタインセールで、チョコレート業者が行ったキャンペーンが始まりだといわれています。
その後、様々な会社が広告やキャンペーンを行いましたが、なかなか定着せず1968年をピークに減少をはじめました…
しかし、オイルショック(1973年)や高度成長期(1970年代前半)によりチョコの売り上げは急激に増え、一気にバレンタインデーにチョコを贈るという習慣が定着しました。
特に、小学校高学年から高校生までの学生層に広まったそうです(^^)
バレンタインデーにチョコを贈る意味は特になく、デパートやチョコレート業者が販売促進のために作られたイベント習慣でしたΣ(・ω・ノ)ノ
日本のバレンタイン事情
1970年代後半頃に、女性が男性に親愛の情を込めて「本命チョコ」を贈るという現在の日本型バレンタインデーが定着すると、日本独自の習慣が次々に登場しはじめました。
まずは、1980年代前半に「ホワイトデー」と「義理チョコ」が登場!
バレンタインデーにチョコを貰ったお返しで、キャンディ・マシュマロ・ホワイトチョコなどを贈る日としてホワイトデーが作られました。
これも販売促進のために和菓子屋と全国飴菓子工業協同組合が始めたイベントです…(-_-)
義理チョコとは、日頃の感謝の気持ちやコミニケーションの円滑化を目的として女性から男性に贈るもので、好きな相手に贈る「本命チョコ」とは一線を画します。
男性からすると貰えないよりいいか!という感じでしょうか?
しかし、これが本命チョコなのか義理チョコなのかは悩みますよね...
2000年代初めより、女性が女性チョコを贈る「友チョコ」が登場し、現在ではバレンタイン市場を支える存在となっています。
他にも、男性が女性に渡す「逆チョコ」、自分で買って食べる「自己チョコ」などが登場し、日本のバレンタインは独自の進化を遂げています。
しかし、4月14日に恋人同士でオレンジを贈り合い愛情の確認をする「オレンジデー」や、バレンタインデーから88日後の5月13日は別れ話を切り出すのに最適とする「メイストームデー」は定着しておらず、知らない人がほとんどです…
私もこんな日があるなんて知りませんでした(°_°)
海外のバレンタイン事情
日本では、女性から男性へチョコを贈って愛の告白をするというのが一般的ですが、日本以外の国ではどうなのでしょうか?
<アメリカの場合>
アメリカでは日本とは逆に男性から女性へプレゼントを贈る日とされています。
恋人同士や夫婦などが贈り合い「感謝」の意味が強く、日本のように愛の告白という目的で贈る習慣ではありません…
プレゼントも、チョコだけでなく花とカードが定番です。
<ヨーロッパの場合>
ヨーロッパでは、男性から女性へも女性から男性へもプレゼントを贈ります。
アメリカと日本の習慣が合体したような贈り方ですね。
プレゼントは、花・ケーキ・カード・チョコなど様々なものが贈られるそうで、チョコを贈る習慣は19世紀後半のイギリスで盛んになりました♪
<タイの場合>
タイではバレンタインデーに男性から女性へバラの花束を送ります。
またバレンタインデーに合わせて入籍する人が多いのが特徴です。
<台湾・ベトナムの場合>
日本に近い台湾や近くのベトナムでは、日本と同じようにチョコを贈るのですが、男性から女性へ贈ります。
しかし日本ほどの盛り上がりはなく、ホワイトデーなどは基本的にありません。
《まとめ》
いかがでしたか?
バレンタインは女性から男性へチョコを贈り、愛の告白をするという一大イベントです!
キリスト教の聖職者:ウァレンティヌスの日というのはびっくりしましたが...
ウァレンティヌスにより愛の誓いの日や恋人たちの日とも言われているため、愛の告白という風になったのでしょう。
しかし、チョコを贈るという習慣は実はデパートやチョコレート業者が販売促進のために作ったものとされています(-_-)
日本では一般的に女性から男性へ贈りますが、海外では男性から女性へ花やカードを贈ることが多いようです♪
男性からすると花を贈るのは恥ずかしいかもしれませんが、なかなか貰う機会もないため、女性は花を貰うと「相手を好きになる」「デキる男に見える」「嬉しい」といった好印象を持ちます(^^)
今年は男性から花束を贈ってもいいかもしれませんね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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