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1月のイベント・行事

1月の新たな門出を祝う!成人式の歴史・マナー・今どきスタイル徹底ガイド

 

 

1月といえば新年を迎え、街全体が新しいスタートに向けて華やぐ季節。

そんな中、近年はバレンタインデーに向けた準備が早々に盛り上がりはじめていますが、一方で1月にはもうひとつ大切な行事がありますよね。

それが「成人式」です。

日本で20歳を迎える若者が、一人前の大人になったことをお祝いし、社会の一員としての責任と自覚を持つきっかけになる伝統的な行事です。

 

この記事では、成人式の歴史や由来、当日の服装マナー、地域による特色、そして最近のトレンドなどをたっぷりとご紹介します。

バレンタインデーに向けた話題(※先日ご紹介した別記事)とあわせて、1~2月の季節行事をより深く楽しむきっかけになれば嬉しいです♪

 

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1.成人式とは?

 

成人式は、日本で20歳を迎える新成人に対して行われる行事のこと。

現在は1月の第2月曜日に開催される「成人の日」に、各自治体が新成人を招いて式典を行います。

多くの新成人は振袖や羽織袴などの正装で式に出席し、久しぶりに会う同級生や友人たちとの再会を楽しむ姿も印象的です。

本来、成人式は「子ども」から「大人」へと移り変わる節目を公式に祝福し、社会への門出を認識する場。

自治体の長や来賓からお祝いの言葉をいただき、新成人代表による決意表明などを通して、自分自身の目標やこれからの生き方を見つめ直す機会にもなっています。

 


2.歴史と由来

 

2-1.元服や裳着がルーツ

成人を祝う行事の起源としては、平安時代や鎌倉時代から行われてきた**「元服(げんぷく)」「裳着(もぎ)」**などがあります。

  • 元服(げんぷく):主に貴族や武家の男子が15歳前後で冠や烏帽子(えぼし)を被り、髪を結い上げる儀式。名前の一部を改める(烏帽子名)なども行われ、大人として認められました。
  • 裳着(もぎ):女子が初めて裳を身につける儀式。これも貴族を中心に行われていました。

これらの儀式が時代を経て形を変え、現代の「成人式」へとつながったとされています。

2-2.近代以降の成人式

近代以降の成人式の始まりは、第二次世界大戦後といわれています。

1946年に埼玉県蕨(わらび)市で行われた「青年祭」がきっかけとなり、若者に希望を持ってもらうための祝典として全国に広がりました。

やがて国民の祝日として定着し、現在は1月の第2月曜日が「成人の日」と定められています。

 


3.成人式での服装とマナー

 

3-1.女性の服装~振袖が定番

成人式といえば、やはり華やかな振袖を思い浮かべる方も多いでしょう。

未婚女性の正装である振袖は、袖の長さも特徴で、柄や色味によって雰囲気ががらりと変わります。

  • 古典柄:鶴や桜、扇などの伝統的な模様。上品で和の雰囲気が強い。
  • モダン柄:大きな花柄や幾何学模様など、個性的で現代風。
  • レトロ柄:昭和初期を彷彿とさせる大柄の花などが人気。

振袖に合わせる小物(帯締め、帯揚げ、草履・バッグなど)のコーディネートも楽しみのひとつです。

ヘアメイクやネイルを振袖に合わせてあえてカラフルにまとめたり、逆にナチュラルに仕上げたりと、個性が光る場面でもあります。

3-2.男性の服装~羽織袴・スーツ

男性の場合は、羽織袴またはスーツが一般的です。

  • 羽織袴:古風なスタイルを好む方や写真映えを重視する方に人気。紋付きの羽織と袴を着用します。色は定番の黒地やグレーのほか、ブルーや白なども選ばれています。
  • スーツ:ビジネス感のあるダークカラーのスーツにネクタイを合わせるスタイルが多いです。成人式を機に、今後使う本格的なスーツを新調する方も。

いずれも大人としての第一歩を踏みしめる場にふさわしく、清潔感が大切です。

男性も髪型や靴の選び方に気を配り、きちんとした身だしなみを心がけましょう。

3-3.式典での振る舞い

成人式でありがちなのが、大人数が集まって騒ぎすぎるケース。

式の進行を妨げるような行為や、飲酒しての大声などは周囲の迷惑になります。

自治体によっては警備を強化しているところもありますから、**“もう大人の一員”**という自覚をもって品位ある態度を心がけたいですね。

 


4.各地の特色や最近の傾向

 

4-1.地域ごとのユニークな演出

全国各地で開催される成人式ですが、それぞれの自治体で独自の演出があることも。

市長や町長と一緒に記念写真を撮ったり、地域の特産品を贈呈したり、地元出身の有名人が祝辞を述べたりと、個性的な催しが行われる場合があります。

4-2.成人年齢の引き下げと式典の影響

2022年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。

しかし、今のところ**「成人式」は多くの自治体で従来どおり20歳を対象**としています。

一部では「二十歳の集い」と名称を変更したり、18歳を対象に式を行うのかどうか議論が進められていますが、まだはっきりと定まっていないところが多いです。

4-3.オンライン開催や分散開催

新型コロナウイルスの影響で、オンライン成人式や参加人数を少しずつずらす分散開催などが行われた自治体もありました。

対面ならではの感動を大切にしたい一方、安全面を考慮して新しい形を模索する動きもあります。

地域によって対応は様々ですが、時代の変化に合わせて成人式のスタイルも柔軟になってきています。

 


5.人生の節目としての意味

 

成人式は、単なる「お祝いイベント」ではなく、自分が社会の一員として新たにスタートするための精神的な節目。

  • 将来の目標を再確認する
  • 親や支えてくれた周囲の人へ感謝を伝える
  • 同年代の仲間と将来の話をする機会を持つ

そうした意味でも、大事な人生行事のひとつです。

バレンタインデーが大切な人への愛情を再確認するイベントだとすれば、成人式は**“自分自身の存在価値や社会とのつながりを再確認する”**特別な機会ともいえます。

 


6.まとめ:1月を彩るもう一つの大切なイベント

 

新成人になった方も、これから迎える方も、あるいはすでに通り過ぎた方も、「成人式」は日本の行事として普遍的な意義を持ち続けています。

華やかな衣装や友人との再会で盛り上がるのはもちろん、自分自身が大人としてどのように社会に貢献していくのか、将来像を思い描く大切なステップではないでしょうか。

1月~2月は、成人式にバレンタインデーなど、人生を彩る行事やイベントが目白押し

季節の移ろいとともに、お祝いの形も様々に変化していきます。

新成人の皆さんが、これからの人生を心豊かに送る第一歩となるよう祈りつつ、この記事を結びたいと思います。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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