クリスマスの由来!どんな意味があるの?
2017/11/07
12月といえば、「クリスマス」と思い浮かべる人も多いと思います(^^)
子供の頃、クリスマスイブにはケーキが食べれてプレゼントが貰えるとワクワクしたものです♪
日本でも一大イベントとして定着している「クリスマス」ですが、そもそもどんな日なのでしょうか?
キリスト教が関係している...くらいしか実は知らないかも(´-ω-`)
今回はそんなクリスマスに関する疑問を解消しようと思います\(^o^)/
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クリスマスって何の日?意味は?
クリスマスである12月25日は、イエス・キリストが生まれた日とし、「キリストの降誕祭」を祝う日とされています。
しかし、「新約聖書」にすらイエス・キリストの誕生日は明確に記載されていないため定かではありません(´-ω-`)
なぜ12月25日になったかというと、古代ヨーロッパの冬至の祝祭が関係しています。
冬至の日は1年で日照時間が1番短く、この日を境にどんどん日が長くなってきます♪
そこで当時は、太陽が生まれ変わる日・復活する日として盛大に祝われました。
この冬至の祝祭と諸説あったキリストの誕生日が結びついて出来たのがクリスマスなんです('ロ'('ロ'('ロ'('ロ' )!!!
その年の冬至が12月25日だったため、この日になったとされています...
しかし、お子さんには「クリスマスはキリストという神様が生まれた日」と伝えるのが分かりやすいでしょう。
クリスマスはChristmasと書き、Christ(キリスト)とmas(ミサ:礼拝)が語源です。
12月25日にキリストの誕生日を祝ってミサに行くというのが本来の意味のようですね(^^)
クリスマス・イブとは?
クリスマスと言えば、クリスマス・イブ!
サンタクロースが来てくれたし恋人と過ごすのもイブですよね♪
クリスマスの前日なので、イブ=前日と思っていましたが、イブとはイブニングという意味なんです!
キリスト教には教会暦という独自の暦があり、日没が日付の変わり目とされています。
そのため、私たちが今使ってる暦だと12月24日の日没〜12月25日の日没がクリスマスということになります。
クリスマス・イブとは、クリスマスの夜の事なので、12月24日の夜(日没〜深夜)のことを指します(^^)
だからサンタクロースが来てくれたり恋人と過ごすのはイブなんですね!
12月25日の夜は教会暦で言うと26日...
普通の日ということですね(´-ω-`)笑
クリスマスの由来や起源は?
日本にクリスマスが入ってきたのは1550年代です。
1550年代は、種子島に鉄砲や西洋のお菓子(カステラ)などが初めて日本に持ち込まれた時期です(^^)
宣教師であるフランシスコ・ザビエルがキリスト教の布教活動のために日本来たのもこの時期です。
1552年山口県で、キリスト教の布教活動を行っていたコスメ・デ・トルレスが日本人のキリスト教信者を招いてキリスト降誕のお祈りを行ったのが日本で初めてのクリスマスとされています。
1560年には京都でキリスト教信者100人以上が集まる大きな行事へと発展していきましたが、1612年及び翌1613年に江戸幕府がキリシタン禁令を発布したため、クリスマスは日本で行われることがなくなりました...
日本においてクリスマスが再び祝われるようになったのはキリシタン放還令が発布された明治時代でした。
約200年、クリスマスは日本から姿を消していたんですね(´-ω-`)
しかし、一般的にクリスマスを知る人は少なく1875年(明治8年)に勝海舟が知人のアメリカ人家族とクリスマスパーティーを行ったという記録があるくらいです。
1900年代に入ると、様々な企業がクリスマスツリーを飾ったりクリスマスケーキを販売するなどして、どんどん国民に知られていきます。
第二次世界大戦後クリスマスは更に広まり、1950年代にはクリスマスを知らない人はいないくらい日本国民全体知れ渡りました(^^)
クリスマスもバレンタインや土用の丑の日同様「商業戦略」として浸透していったんですね...
この頃までクリスマスは「家族と過ごす」のが一般的でした。
キリスト教本場の国でもクリスマスは家族で過ごすものという認識が強いです。
しかし、1983年に女性誌で「クリスマス特集!今年こそ彼のハートを掴まえる!」と題した特集が掲載されてから、各雑誌がクリスマスは「恋人と過ごす」ものと次々に掲載したため認識が一変しましたΣ(・ω・ノ)ノ
最近では恋人がいない人は「クリぼっち」と言われますが、雑誌が勝手にクリスマスは恋人と過ごすものだと書いただけだと思うとどうでもよくなりますね(笑)
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クリスマスとサンタクロースの関係性は?
クリスマスと言えば「サンタクロース」ですが、クリスマスの意味や起源を調べてていても全然でてこない...
どんな関係があるのだろうと調べてみましたが、直接的な関係はないとのこと('ロ'('ロ'('ロ'('ロ' )!!!
ここまで定着しているのにあまり関係がないなんて驚きです...
サンタクロースについて
サンタクロースにはモデルになった実在の人物がいます!
4世紀の東ローマ帝国の教会司教であった聖ニコラウスです。
聖ニコラウスがオランダなまりの英語になって、
サン・ニコラース→サンクト・クラウス→サンタクロース
となったそうです(笑)
聖ニコラウスの近所に、3人の娘がいる家族が住んでいました。
3人の娘達は結婚したいと望んでましたがとても貧しい家庭だったためこのままでは娼婦にならないといけないという状況でした。
それを知った聖ニコラウスは、その日の夜、娘達の家の煙突に金貨を投げ入れてあげました。
その金貨のおかげで娘達は娼婦にならずに済み、無事に結婚することが出来たそうです(^^)
たまたまですが聖ニコラウスが投げ入れた金貨は、暖炉のそばに干してあった靴下の中に入っていたそうです!
サンタクロースが煙突からやってくる、靴下を吊るしておくとプレゼントが入っているというのはここから繋がっているんですね♪
サンタクロースのイメージは世界共通
サンタクロースって赤い服を着ていて長い白髭のあって太っているイメージですよね?
実はこのイメージを定着させたのはコカ・コーラの広告なんです!
それまでは、サンタの服は緑や青など国や地域によって違いがありました。
1931年(昭和6年)にコカ・コーラ社がクリスマスキャンペーンとしてサンタクロースを広告に起用。
会社のカラーである赤い服を着させ、白い髭をたくわえさせた陽気なサンタクロース!
コカ・コーラが世界進出するとともにこのサンタクロースも世界的に広まり、イメージが定着していったのです。
《まとめ》
いかがでしたか?
クリスマスはイエス・キリストが生まれた日とし、「キリストの降誕祭」を祝う日とされています。
しかし、誕生日が12月25日だったというのは定かではありません(´-ω-`)
12月25日になったのは古代ヨーロッパの「冬至の祝祭」が関係しています。
この2つが合わさって12月25日がクリスマスとなりました(^^)
本来クリスマスは「家族と過ごすもの」でしたが、現在では「恋人と過ごすのも」という認識が強いようです...
そしてクリスマスと言えば「サンタクロース」ですが、直接的な関係はありませんΣ(・ω・ノ)ノ
「冬至の祝祭」のように元々関係なかったものが結び付けられた感じです...
しかし、実在の人物がモデルになっているんですよ♪
今年はクリスマスやサンタクロースに由来を知って、更にクリスマスを楽しみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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